■大震災・原発災害について 志位委員長 首相に提言
世界有数の地震と津波の多発国、日本に54基という世界3位の原子力発電所が集中する―。「世界でも異常な状態」と専門家が指摘します。中部電力・浜岡原発(静岡県御前崎市)の全炉停止ではすまない日本の危険な状態とは―。「日本に立地している原発で、大地震・津波にみまわれる危険性がないと断言できる原発は一つもない」。17日の首相官邸。日本共産党の志位和夫委員長が菅直人首相に申し入れた「大震災・原発災害にあたっての提言(第2次)」での指摘です。世界で起きたマグニチュード(M)5.5級以上の自身(1900年以降)と原発立地を、編集部で1枚の世界地図に重ねました。


東日本大震災、福島第1原発事故をどう見るか、復興のあり方は―。阪神・淡路大震災や原発問題に詳しい経済評論家の内橋克人氏に聞きました。
東日本大震災の津波でがれきの町と化した宮城県女川(おながわ)町。震災直後から満足な食料が届かない中、あたたかい「かまぼこ」を届け続けた若者たちがいます。Jリーグを目指す地元のサッカークラブ、「コバルトーレ女川」の選手たち。いまチームは、町民とともに明日を切り開こうと活動を続けています。
東日本大震災の大津波で駅舎や線路が破壊された岩手県のローカル線・三陸鉄道。一部区間は復旧したものの、路線の3分の2は復旧の見通しはありません。三陸海岸地域の「住民の足」復活のため、国の支援が求められています。
東京電力・福島第1原子力発電所の事故ではっきりした"原発安全神話"の崩壊。日本共産党や専門家、住民から繰り返し批判の声があったにもかかわらず"安全神話"が堂々とまかり通り、原発が次々につくられた背景には、政治家・官僚・財界の癒着構造がありました。その実態は...。
「愛媛の原発は大丈夫?」「原子力発電所ってどんなところ?」。こんな声に応え、民青同盟愛媛県委員会は、松山市内で学習会(4月23日)を開きました。伊方原発に隣接する原発PR施設などを見学するフィールドワーク(29日)には、7人が参加しました。
月経時、痛みがひどく、つらい。会社を休み、寝込んでしまう。そんなとき月経困難症の可能性があります。痛みは我慢しないで。改善する方法があるのですから。
「妖怪はいない」。妖怪ミステリーの第一人者が断言します。では、なぜ怪異にこだわるのか。新作『豆腐小僧双六(すごろく)道中おやすみ』では、まぬけなお化けの珍道中を軽妙に描き、妖怪の存在意義にも踏み込みます。「この時期にお化けなんて不謹慎と思われるかもしれませんが、お化けは本来、つらい現実を笑い飛ばす『強さ』から生まれたもの。物理的復興は急務ですが、笑顔を取り戻すための心の復興も大事だろうと思います」


テレビのニュースやワイドショー、新聞や週刊誌など日々流されるマスメディア情報の特徴や問題点をマスコミ経験者や専門家が交代で検証します。次の4氏がリレーで執筆しています。ジャーナリズム研究者・丸山重威さん。弁護士・白神優理子さん。ジャーナリスト・沢木啓三さん。ジャーナリスト・臺宏士さん。
揺れながら育つ中学生の姿を描く教育エッセー。筆者は中学校教諭の坂本隆太郎さん。さし絵は黒須高嶺さんです。

つり欄は「釣り人が主人公」。どの記事も季節の釣り物を現場に足を運んで記録したものばかりです。「信頼できる内容」と好評を得ています。全国の釣り人が、厳しい山岳渓流のイワナや、釣りの対象としては最深のアコウダイの記録を寄せています。川から海から、釣りの対象になるほとんどの魚種が登場します。生態系のかく乱をはじめ、自然破壊や地球温暖化にいち早く気づくのも釣り人です。そんな現場の情報も報告されます。
「健康らいふ」 第一線で活躍している医師や研究者が登場し、健康に役立つ最新情報がいっぱいです。《随時掲載》
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