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2018年1月24日(水)

非暴力で新基地建設に抵抗

名護「ヘリ基地反対協」 韓国の「正義平和賞」受賞

安次富代表「沖縄のたたかい評価うれしい」

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 沖縄県名護市の「ヘリ基地反対協議会」に対し、世界の正義と平和、人権のために活動する個人や団体に贈られる韓国の池学淳(チ・ハクスン)正義平和賞の受賞が決まり、22日に同市辺野古の新基地建設の現場近くのテント村で授賞式が行われました。

 韓国から訪れた同基金のビョン・ヨンシク審査委員長は、「沖縄のヘリ基地反対協議会は、過去20年を超えて、新基地建設反対運動を非暴力の抵抗で展開してきました。沖縄の土地と海と平和を守るたたかいに献身していることに敬意と感謝をささげます」と話しました。

 チェ・キシク副理事長は「沖縄の住民と活動家の皆さんが一つの心でたたかっていることを知り、その勇気と熱意、そして正義あふれる歩みに連帯を誓います」とキム・ビョンサン理事長からのメッセージを伝えました。

 賞杯とメダルを受け取ったヘリ基地反対協の安次富(あしとみ)浩共同代表は、「国際社会に沖縄のたたかいが評価され喜んでいます。私たちは韓国の民主主義を守るエネルギーを辺野古のたたかいにいかしていき、韓国の皆さんと連帯していきたいと思います。それぞれの国に存在する米軍基地を私たち民衆の力で追い出しましょう」と話しました。

 ゲート前の座り込みに来ていた女性(65)は「国境も宗教も関係なく、『基地は反対』の気持ちは一緒です」と話しました。


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