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2018年1月23日(火)

米に中止要求は当然

オスプレイ飛来 防衛省に宮本氏

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(写真)防衛省をただす宮本氏(左から3人目)、尾崎氏(その左)ら=22日、国会内

 米軍機MV22オスプレイが横田基地(東京都福生市など多摩地域5市1町)へ頻繁に飛来している問題などで、日本共産党の宮本徹衆院議員は22日、防衛省から聞き取りを行い、事故が相次いでいる危険な米軍機の飛行は許されないと指摘しました。尾崎あや子都議、福生市の奥富喜一、池田公三、武蔵村山市の内野直樹各市議、山添拓参院議員秘書と基地周辺の住民が参加しました。

 飛来は「約2週間、関東地区での訓練のため」とされ、今月11日から21日までの離着陸や低空での飛行は50回以上に及んでいます。「訓練」では、昨年、沖縄県で墜落事故や窓枠の落下を起こしたCH53E大型ヘリの飛来の可能性もあるとされています。

 防衛省の担当者が「米軍は配慮して飛行している」などと述べたのに対し、宮本氏は「沖縄で事故があれだけ起きている時に、『米軍は配慮している』とはとんでもない。原因究明もできていないのに飛ぶのはダメだと米側に言うのが当然ではないか」と批判しました。

 尾崎氏は「防衛省の最大の役割は国民の安全を守ることではないのか。いつ事故が起きてもおかしくない」と強調しました。

 宮本氏がオスプレイ飛来目的の詳細をただしたのに対し、防衛省側は「米軍に確認したが、具体的な説明はなかった」と回答。宮本氏は「横田が実質的なオスプレイの訓練拠点になっていることは問題だ」と指摘しました。

 宮本氏らは、同基地で19日からC130J輸送機によるパラシュート降下訓練が行われていることについても、住民の安全を脅かすものでやめさせるべきだと述べました。


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