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2018年1月7日(日)

安倍改憲阻止は党の歴史的使命

小池氏「共闘の前進、党躍進必ず」

東京・品川 新春講演会

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(写真)日本共産党品川地区新春講演会で訴える小池書記局長=6日、東京都品川区

 日本共産党の小池晃書記局長は6日、東京都品川区で開かれた党新春講演会で演説し、白石たみお都議らとともに安倍政権の暴走にストップをかけ、市民と野党の共闘の前進と日本共産党の躍進を果たす決意を訴えました。会場満杯となった講演会には、品川総がかり行動実行委員会の池野隆事務局長、羽田増便による都心低空飛行計画に反対する東京連絡会の秋田操共同代表があいさつ。生活者ネットワーク、社民党、新社会党からメッセージが寄せられました。

 小池氏は、昨年の総選挙を振り返りつつ、2019年の参院選では本格的な共闘を目指す決意を表明。日本共産党が立憲民主党、社民党、自由党、民進党の各党に「すみやかに政策対話と候補者調整のための協議を開始することを呼びかけたい」と訴えたことをあげ、「民進党も以前は野党共闘で政策合意を結んでいた。この約束で一緒にたたかいましょう。希望の党との統一会派でなく、野党共闘へと呼びかけたい」と述べました。

 さらに、通常国会では森友・加計疑惑をはじめ、外交・内政の根本問題で安倍政権と真正面から対決し、抜本的な対案を示して論戦していく決意を表明。なかでも、安倍晋三首相が年頭会見などで「今年こそ憲法のあるべき姿を国民にしっかり示す」と述べたことについて、小池氏は「憲法のことがまったく分かっていない。憲法のあるべき姿を決めるのは首相ではなく、国民だ。憲法に縛られる立場の首相が憲法のあるべき姿を示すなどもってのほかだ」と批判。改憲を「自民党の歴史的使命」と位置づけた安倍首相に対し「ならば首相の野望をとめるのは日本共産党の歴史的使命だ」と強調。「国会で憲法9条を変える発議を許さないという一点で力を合わせよう」と訴え、大きな拍手に包まれました。

 さらに、小池氏は、米軍機による事故が相次ぐ沖縄県の実態について触れつつ、県民の命よりも日米同盟を優先する安倍政権の姿勢を批判。名護市長選など一連の選挙での「オール沖縄」の必勝を訴え、「今年は、憲法と沖縄の二つのたたかいで必ず勝利して、新しい日本に向かう年にしよう」と訴えました。

 演説会後にジャイアン(香西克介党品川地区委員長のニックネーム)ファンクラブが開催した「リアルとことん共産党」。小池氏と香西氏、白石たみお都議らが事前に寄せられた質問や参加者からの質問に答えました。

 「正しいことを言っているのに、共産党の支持率はなぜ低いのか」という質問に対し、「多くのみなさんに共産党を理解していただく努力が必要だと思っています」と答えた小池氏。「この企画のような偏見や誤解なく話し合える場を全国で持ちたい」と語りました。

 「私も最近まで正しいと思わなかったんです」と応じた司会のひげたまさん(男性、インターネット上の名前)。「香西さんの選挙で綱領を読み、正しいことを言っているなと気付きました。それで今、司会までやっています」と率直に語りました。


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