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2018年1月1日(月)

辺野古新基地阻止へ 沖縄と日本 未来かけた1年

違法工事 空からとらえた

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(写真)辺野古崎=2017年12月12日、沖縄県名護市(小型無人機から)

 沖縄と日本の未来をかけた1年が始まりました。

 「辺野古の海にも陸にも新基地は造らせない」。2010年の初当選以来、公約を貫いてきた稲嶺ススム市長の3選をかけた名護市長選(1月28日告示、2月4日投票)、名護市議選など沖縄いっせい地方選(9月)、翁長雄志知事の再選をかけた県知事選(11月)など重要選挙が続きます。いずれも、名護市辺野古の新基地建設を許さない「オール沖縄」と、新基地推進勢力との対決です。

 一方、安倍政権は4年前の選挙で示された民意を無視し、県からの岩礁破砕許可も得ないまま、昨年4月に違法な護岸工事に着手。本紙はこのほど、「違法工事」の現局面を上空からとらえました。

 辺野古崎の「作業ヤード」にはブロックや砂利、石材が大量に積まれ、重機が動き回っています。大浦湾奥には、最初に着工されたK9護岸があります。

 急速に進んでいるのが、昨年11月に着工されたK1、N5護岸の建設です。防衛省沖縄防衛局は近く、N5からK1近くまで伸びるN4護岸に着手して、1区画を囲い込んで秋までに埋め立て土砂を投入する狙いです。

図

 しかし、市長や知事の行政権限により、大部分の工事区画は見通しが立っていません。稲嶺市長、翁長知事、そして県民の団結があれば、基地は絶対に造ることはできません。

 さらに、大浦湾側にボーリング調査を行っているスパッド台船の姿が確認できます。防衛局は詳細を明かしませんが、活断層の存在の可能性があります。基地建設の前提条件を揺るがす重大問題です。


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