2017年12月31日(日)
相手は国 総力結集を
名護市長選必勝へ緊急議員集会
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来年1月28日告示の沖縄県名護市長選(2月4日投票)で稲嶺ススム市長の必勝を目指し、日本共産党など県議会与党3会派と保守・中道の政策集団「新しい風・にぬふぁぶし」が呼びかけた「緊急全県議員集会」が29日、同市内で開かれました。
翁長雄志知事が激励し、「オール沖縄」の国会議員、県議、市町村議110人が参加。同日、菅義偉官房長官が自民候補のテコ入れのために沖縄入りしたこともあり、「相手は国。議員団、県民の総ぐるみの結集を図らなければ激戦は勝ち抜けない」と、全県議員が総力をあげることを確認しました。
翁長知事は、相手候補について、政府あげて支援していることや公明党が推薦したことから「大変な強敵になる」として「厳しい選挙だ」と訴え、気を引き締めて頑張ろうと呼びかけました。
終了後、記者団の取材に応じた稲嶺市長は「政府がかなり力を入れてきていることは1期目、2期目よりもさらに強く危機感を持っている」と語りました。
記者団から「相手候補が辺野古新基地に触れず争点隠しをしているのでは」と問われた稲嶺市長は、相手候補が米軍再編交付金を受け取るという話をしているとして、「(新基地)容認という思いがバックにある。辺野古が唯一という国が、その方向に仕向けていく思いがあるから強力に支援している」と指摘しました。