2017年12月24日(日)
名護市長選
稲嶺さん支持 一気に
“優れた政策を実現”
党・後援会 対話宣伝で訴え
沖縄県名護市長選(1月28日告示、2月4日投票)で3選をめざす稲嶺ススム市長の支持を一気に広げようと23日、稲嶺ススム事務所の呼びかけでいっせいに宣伝や対話が繰り広げられました。日本共産党も全力をあげ、赤嶺政賢衆院議員が住宅街などで演説、党員・党後援会員らが終日訴えました。
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赤嶺氏は演説で稲嶺市長の実績を紹介。市内の全小中学校へのクーラー設置や中学3年までの医療費無料化など「他の自治体より優れた政策を次々と実現させてきた」と強調しました。
米軍再編交付金を受け取らずに“8年間で135億円の損失が出ている”とするデマ攻撃に対し「この数字には根拠がない。そもそも再編交付金は、人間の心を曲げさせて基地を誘致させるためのものだ」と反撃。「戦争のための新たな基地を造ることは、軍事的緊張を高めることになる。基地と引き換えに交付金をもらいたいというのが自民党だ。こんな勢力に名護市の未来を託すわけにはいかない」と訴えました。
赤嶺氏のもとに駆け寄って激励する男性の姿もありました。
党後援会員の木村賀代子さん=名護市=が対話した女性(63)は「辺野古の新基地建設には絶対反対。米軍機が上空を飛び交えば、いつ何が落ちてくるか分からない」と語り、近所の人にも支持を広げると応じました。
木村さんが「市政に要望はありませんか」と問い掛けた女性(36)は「稲嶺さんが市長になって以来、再編交付金がなくても市の財政が増えていると聞いた。その財源を活用して高齢者施設を増やしてほしい」と期待を寄せました。