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2017年12月14日(木)

退役軍人が名護訪問

稲嶺市長「大きな力に」

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(写真)稲嶺市長(前列左から3人目)を表敬訪問したVFP訪沖団のメンバー=13日、沖縄県名護市

 沖縄県名護市辺野古の新基地建設反対のたたかいに連帯し、沖縄を訪問中の「ベテランズ・フォー・ピース」(VFP=平和を求める退役軍人の会)のメンバーが13日、同市の稲嶺ススム市長を表敬訪問しました。

 稲嶺市長との面談で、訪沖団のタラック・カウフ団長は、新基地を造らせないと市長権限で工事の作業を止めている稲嶺市長の姿勢を高く評価し、連帯と友情の意を表したVFP本部の手紙を朗読。「現場の座り込みや訴訟など県民の抵抗によって、工事が数年間遅れており、この抵抗はこれからも強くなるでしょう。私たちは国に帰ってさらに抗議活動や沖縄の状況を多くの人に知らせることを続けます。間違いなく日米政府は、この誤った計画をあきらめる日が近づいていると思います」と語り、稲嶺市長に託しました。

 稲嶺市長は「沖縄のことを理解するアメリカ国民が多くなることが、私たちの辺野古を止める大きな力につながると思います」と語りました。

 訪沖団メンバー16人はこの日、午前7時から辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前を訪れ、座り込みに参加。元米海兵隊員で沖縄駐留経験があるマイク・ヘインズさん(41)=カリフォルニア州在住=は「沖縄に派兵された時、みなさんの平和と自由をむしばんでいるような仕事をしている気がしていた。いま訪問団の一人としてここに立ち、やっと私たちは本当の連帯できる人間関係にあると思います」と述べ、ともに座り込んだ県内外の参加者は大きな拍手を送りました。

 機動隊による座り込みの強制排除中、工事用車両の前に横たわったVFPメンバーの1人が拘束され、名護署に連行されました。


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