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2017年11月25日(土)

米軍に厳しい対応を

墜落受け 畑野議員ら防衛省要請

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(写真)米空母艦載機の墜落事故を受け、防衛省に艦載機の飛行停止などを求める(左から)あさか、浅野、斉藤、畑野、藤井の各氏ら=24日、国会内

 米海軍の原子力空母ロナルド・レーガンの艦載機C2輸送機が東京都の沖ノ鳥島沖で墜落した事故(22日)を受けて、日本共産党の畑野君枝衆院議員らは24日、国会内で防衛省から事故状況を聞き、行方不明者の救助とともに、原因究明、全ての空母艦載機の飛行停止と安全確認を米側に申し入れるよう要請しました。

 防衛省は、C2が日米共同演習に参加していたロナルド・レーガンに向けて定期輸送を行っていた際に墜落し、詳しい事故原因は明らかになっていないと説明。救助された8人の状態は良好で、自衛隊員が事故機に搭乗していたとの情報は受けていないとしました。

 事故を受け、米軍は共同演習を中断し、自衛隊の一部は23日に演習を再開したといいます。

 聞き取りには、共産党から、斉藤和子前衆院議員、あさか由香参院神奈川選挙区予定候補、浅野ふみ子参院千葉選挙区予定候補、藤井克彦神奈川県議のほか、空母艦載機部隊が所属する米海軍厚木基地の地元の綾瀬市と大和市の市議も参加。空母艦載機による住宅密集地上空の飛行や相次ぐ部品落下などの被害の実態を訴え、住民の不安が高まっていると強調。防衛省が事故機と同型機の飛行停止について、停止を求めるのでなく「確認中」としていることに強く抗議しました。

 畑野議員は「地元の声を受け止め米軍に厳しく対応を」と述べ、直ちに米軍に飛行停止措置を取らせるべきだと迫りました。


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