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2017年11月20日(月)

医療・福祉開拓 命守る

新医協が全国研究集会

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(写真)原発事故後の子どもたちの状況を語る岩倉会長=18日、東京都内

 新医協(新日本医師協会)は、18、19の両日、東京都内で第70回全国研究集会を開き、のべ350人が参加しました。新医協は国民本位の医学・保健・医療・福祉の進歩をめざす個人加盟の学術研究組織。医師だけでなく、保健師、看護師、鍼灸(しんきゅう)師、保育士など多職種で構成しています。

 岩倉政城会長(尚絅=しょうけい=学院大学名誉教授、歯学博士)が「“大人”から自然を奪われた子どもたち」と題して記念講演。東京電力福島第1原発の事故当時、宮城県名取市の同大学付属幼稚園長を務めており、その後の経験を報告しました。放射能汚染を受けた野外活動の禁止で「土にふれない、虫を怖がる」子どもたちの実態や、宮城、福島両県の保育園の汚染状況の調査、保育者と保護者が手を携え汚染に立ち向かった実践を紹介しました。

 副会長で、坂総合クリニック宮城県認知症疾患医療センター長の今田隆一氏が認知症をめぐるさまざまな問題について講演。小児保健、歯科、精神、薬学など6分科会で報告・交流が行われました。

 18日夜の70回記念祝賀会には保団連、全日本民医連、中央社保協の代表など各界から参加。岩倉会長は「日本の医療、福祉を新しい視点で開拓していくパイオニアの精神をもちつづけ、日本を変え、国民の命を守っていこう」とあいさつしました。

 日本共産党の高橋千鶴子衆院議員、倉林明子参院議員、米倉春奈都議らが出席。高橋議員は「改憲や社会保障改悪を進める安倍内閣に、新しい仲間とともにしっかり対峙(たいじ)していく」と述べました。小池晃書記局長がメッセージを寄せました。


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