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2017年11月15日(水)

選挙が終われば何でもありか

「加計学園」獣医学部の設置認可は撤回せよ 小池書記局長が会見

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(写真)記者会見する小池晃書記局長=14日、国会内

 日本共産党の小池晃書記局長は14日、国会内で記者会見し、学校法人「加計学園」の獣医学部新設を林芳正文部科学相が認可したことについて「選挙が終われば何でもありか。国民は誰も納得しないだろう。設置認可は撤回すべきだ」と強調しました。

 小池氏は「そもそも認可する条件を全く満たしていない」と指摘。安倍内閣が獣医学部新設の要件とした「4条件」について、審議会の専門委員が本紙の取材に「審査していない」「アンタッチャブル(不可触)だった」と証言したことを挙げ、「議論もされないまま今回の決定に至っているのでは前提が崩れている」と批判しました。

 審議会の議論でも、5月に7項目の是正を求める「警告」が出されたことを紹介し「政府は今治市の提案を『熟度が高い』と言っていたが、問題だらけだったということがはっきりした。あまりにも異常な経過ではないか。国会で徹底的に究明する必要がある」と述べました。

 小池氏は「経過からいって加計学園に獣医学部を設置させる結論ありきで進んでいた。なぜそうなったのか、首相の関与に疑問が深まるのは当然だ」と言及。「政府の中でどのように意思決定されているのか国民が知ることは民主主義の基本中の基本。単なるスキャンダルではなく国家の根本にかかわる重大問題だ。全体像を含めて解明することが特別国会の最重要課題の一つだ」と述べました。


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