共産党への信頼広げ

札幌学院大学教授　川原　茂雄さん

mixiチェック

（写真）川原茂雄さん

　北海道では、昨年の衆院道５区補選から市民と野党の共闘が始まり、一緒にたたかう共闘の強い絆ができました。参院選、共謀罪反対で共同し、市民と野党が一緒に行動してきました。衆院選でも力が発揮できました。

　民進党が希望の党に合流する突然の事態に日本の民主主義、立憲主義の危機を感じました。このままでは、平和を願い、民主主義の立場でたたかってきた人たちが大変になる。

　ひっくり返したのは劇的でした。立憲民主党の結成は大きいですが、市民と野党共闘の流れをつくる大きな力となったのが日本共産党です。困難を承知で８選挙区で候補者を降ろした共産党の力があったから、結果につながったというのは誰も否定できません。私も共産党カーに乗り、「比例は日本共産党へ」と一生懸命に訴えました。しかし、畠山和也さんが議席を失いました。本当に残念でなりません。

　でも共産党への信頼度は今回のたたかいでぐんと増しました。今後は、共産党そのものを市民に理解してもらう機会をさらに増やしていく必要があるでしょう。「ぶれない共産党」への信頼を広げ、市民に伝えていくことが必要です。ぜひ頑張ってください。

　(｢戦争させない市民の風・北海道」共同代表）