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2017年10月22日(日)

反貧困ネットワーク10周年全国集会

つながり、政治変えよう

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(写真)「貧困問題に取り組まない政治家はいらない」と集会で声をあげる参加者=21日、東京都内

 反貧困ネットワーク結成10周年目となる反貧困全国集会「さらば貧困! 希望と連帯の社会をめざして」が21日、東京都港区で開かれました。貧困の解決をめざす全国の市民や団体が集まりました。

 集会では、奨学金、障害者、原発避難者、生活保護、官製ワーキングプア、女性の非正規労働、住宅の貧困などの問題に取り組む人たちが発言。「垣根を越えてつながり、社会を変えよう、政治を変えよう」と宣言しました。

 同実行委員長の宇都宮健児弁護士は、この10年間で貧困は可視化されたが、解決への取り組みは十分ではないと発言。2012年12月に誕生した第2次安倍政権が初めにやったのが、3年間で670億円という「前代未聞の生活保護基準の切り下げだった」「医療、年金、介護など社会保障費全般を削減し続ける一方、防衛費は3年連続で引き上げている」とのべ、「貧困の解決を真剣に考える政党、政治家に投票しよう」と話しました。

 日本と同様に貧困が深刻化する韓国から2人が報告。「ソウル市青年活動支援センター」のキ・ヒョンジュさんが青年の貧困について、「カナック住民連帯実践活動家」のカン・ネヨンさんが貧困の社会的背景や市民運動などについて報告しました。


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