「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2017年10月20日(金)

市民と野党の共闘強化で様相一変

響く「比例は共産党」

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

写真

(写真)小池書記局長(左)と金倉候補(右)と共に訴える上田前市長(中)=17日、札幌市東区

本気で共闘 努力の党

北海道

 北海道では、共闘をすすめた市民団体の人たちが「比例は共産党」を訴え、共感を広げています。

 市民の風・北海道の川原茂雄共同代表(札幌学院大教授)は19日も、小樽市を駆け巡る日本共産党の佐々木あけみ比例候補の応援に駆け付け、「七つの小選挙区で立候補を取り下げたのは重大なことです。比例は日本共産党に、小選挙区は市民と野党の統一候補、本多平直候補をよろしくお願いします」と力強く訴え。聴衆から大きな拍手と「そうだ」の掛け声が起こりました。

 訴えを聞いていた小樽市の男性(59)は「小選挙区で降ろすとそれだけ共産党が宣伝できなくなることを知り、びっくりした。それだけ重大な決断だったとは。自分は比例で共産党に入れようと思っていたけど、電話で共産党の支持を広げます」と話しました。

 千歳市の「ピースアクションinちとせ」メンバーで元小学校校長の平井史郎さんは、「特定政党の下部組織でもない市民団体がなぜ日本共産党を応援するのか」と語り始め、一昨年の安保法制反対の運動から「野党と市民の共同で政治を変える」との方針を打ち出し、努力してきたのが共産党だったと紹介。「安倍政権を倒したいとの市民の願いを真正面から受け止め、本気で共闘体制をつくるために努力を惜しまない政党を、みんなで応援しようではありませんか」と語りました。

写真

(写真)声援にこたえる(車上左から)藤野、志位、もうり、竹内の各氏と、車の前は各地の市民連合代表=17日、長野県諏訪市

戦争に危機感、だから…

長野

 志位和夫委員長が17日に応援に入った長野県諏訪市の街頭演説。宣伝カーには長野4区内の市民連合や勝手連など9団体のメンバーがずらりと並びました。

 「勝手連・八ケ岳」呼びかけ人の一人、野口美和さん(原村)が壇上に立った思いは「戦争への危機感がリアルに感じられる」から。「不戦と9条を守ることでぶれない共産党。いまは政権政党になれなくてもいつかはそうなるように育ってほしい。育てるのは私たち」と期待を寄せます。

 もうり栄子長野4区候補の子どもの同級生が会社を解雇され命を絶ったとき、もうりさんが畳をたたいて泣いた話を聞いた野口さん。「相手のことで本気で泣いてくれる人なら、命がけで市民のためにたたかってくれる。この人しかいない」と語りました。

「ブレない党伸びて」

東海

 東海ブロックでは、各地の党演説会で他党派や無所属の地方議員が「比例は共産党」と応援しています。

 愛知県日進市では14日、もとむら伸子比例候補を迎えた党演説会に、日進市、東郷町の無党派・市民派議員5人が応援スピーチ。いしいゆみ東郷町議は「日本が危ない状況のなか、ぶれない共産党は大切。比例では共産党さんに多くの人が入れてほしい」とエールを送りました。

 岐阜県美濃市では15日、党演説会に無所属の永田知子市議が応援演説。「一貫して国民の立場にたって政策を提示する党は共産党しかない。共産党が大きく伸びてほしい」

 岐阜市では18日、共産党街頭演説に、無所属クラブの田中成佳市議が応援演説。「共産党の宣伝カーから訴えるのは初めて。国会を壊す安倍政権を倒すために、ブレない共産党を前面に押し出して『比例は共産党』と声を大にして勝ち抜いてほしい」と訴えました。

ボランティアの思いは

大阪

 公明党候補と事実上の一騎打ちで激戦を繰り広げる日本共産党の、わたなべ結・大阪3区候補(近畿比例候補)。事務所には連日、インターネットのボランティア募集をみた市民が訪れています。

 「わたなべ候補はもちろん、共産党全体も伸ばしたい」と話すのは、ビラの全戸配布を手伝った男性(45)=大阪府島本町=。安保法制の強行直後に「野党共闘」を打ち出した共産党に対して見方が一変、「共闘の方針を出して『変わったな。やるな』と思った。選択肢に入って、政策をよく比較した今は、共産党が一番しっくりくる」と話します。

 大阪市住之江区の自営業の男性は、連日ビラ折り・ビラ配布。「安倍政権があまりにひどい。野党共闘の先頭に立ってきたのは共産党。共闘のために共産党が候補者を降ろさなければ、ここには来ていなかった」といいます。

 こうした声に支えられて、ボランティアによるビラ配布は約1万枚、電話かけも約600件に達しています。

無所属市議がマイク握り

福岡

 衆院福岡3区の糸島市・筑前前原駅では18日、無所属の藤井芳広市議が日本共産党の政党カーに乗ってマイクを握り、「立候補を取り下げ、共闘を前に進める日本共産党を比例で応援したい」と訴えました。

 3区で立憲民主党の山内康一候補を支援している藤井市議。日本共産党は、山内氏を市民と野党の統一候補として一本化するため、山口湧人氏の立候補を取り下げ、自民候補との一騎打ちの構図になっています。

 一緒に演説した日本共産党の柳明夫市議は、「藤井さんのグループの中心メンバーからも『私も全力で比例は共産党を推薦し回っています』という声が寄せられ、心強く思っています」と話しています。

各市町で無所属議員が

高知

 四万十市で17日に開かれた共産党主催の演説会で広田一2区候補(無所属)の代理の弁士を務めた石井孝県議(無所属)が、演説の中で「私は、比例は共産党に入れます」と表明しました。

 いの町の無所属町議4人は「選挙区は広田、比例は共産党でやる」とのべています。須崎市の2人の無所属市議、黒潮町の社民系議員、土佐市の広田選対責任者の無所属市議が「比例は共産党に入れる」と話しています。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって