2017年10月18日(水)
沖縄・米軍ヘリ炎上
米軍 きょう飛行再開
在沖縄米海兵隊は17日、沖縄県東村高江の民間地で11日に炎上・大破したCH53Eヘリコプターと同型機の飛行を18日に再開すると発表しました。沖縄県議会で事故に抗議する決議が全会一致で可決され、東村高江区もヘリ着陸帯の使用禁止などを要請していました。こうした県民の声を無視する暴挙に、さらに怒りが高まるのは必至です。
在沖縄米軍のニコルソン四軍調整官は12日午前から96時間の飛行停止を指示していました。96時間以上が経過した17日午後、同調整官は、機体を調査した結果、何の問題もなかったとして「飛行再開の準備が整ったことに満足している」と表明しました。しかし、調査結果は概要も含めて一切、日本側に提供されていません。
宜野湾市によると、CH53Eは普天間基地に8機が配備されています。
高江区の仲嶺久美子区長は「米軍には区民に謝ってほしい。何度事故を起こしても変わらない米軍に憤りを覚える」と語りました。