「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2017年10月18日(水)

日米経済対話 原発推進へ「期待感」

米側、FTA交渉開始に言及

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

 日米両政府は16日(日本時間17日未明)、2回目の日米経済対話をワシントンで開催しました。会合後に発表された文書は、両国のエネルギー連携に関連して民生用原子力に触れ、近い将来、具体的成果が上がることに期待感を表明しました。「原発ゼロ」を求める日本国民の願いに挑戦し、原発を輸出する狙いが込められています。

 会合では、麻生太郎副総理兼財務相とペンス副大統領が会談しました。現地からの報道によると、ペンス氏から日米自由貿易協定(FTA)の交渉開始に強い関心が示されました。ペンス氏は、4月の初会合後の記者会見でも言及しましたが、会合の中で考えを示したのは初めてだといいます。トランプ大統領の来日にあわせ、米側が日本に対して具体的要求を強めてくる可能性があります。

 会合では、米西部アイダホ州からのジャガイモ輸入や日本産柿の対米輸出の制限解除を進めることで合意。日本の自動車輸入手続きに関しては一部試験を簡素化することが文書に盛り込まれました。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって