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2017年10月14日(土)

「ブレない党」「大本から政治変える党」比例で共産党躍進を

志位委員長が訴え 宮城・福島・千葉

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 日本共産党の志位和夫委員長は13日、大激戦の総選挙(22日投開票)で市民と野党の共闘の勝利、比例での共産党躍進―二つの勝利を必ずかちとろうと、宮城、福島、千葉の3県を駆け巡り街頭演説を行いました。小池晃書記局長も岩手、埼玉で党躍進を訴えました。市民と野党の共同候補、市民の代表も訴え、どこでも歓声と拍手に包まれ、車から手を振りエールを送る人も。志位氏は「『ブレない党』『共闘の大義を守る党』『日本の政治を大本から変える党』―日本共産党を伸ばしてこそ日本の未来は開けます。どうか『比例は共産党』の声を広げに広げてください」と力説し、聴衆は盛大な拍手と歓声で応えました。

東北の“宝の議席”必ず

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(写真)志位和夫委員長の訴えを聞く人たち=13日、福島市

 志位氏は仙台市の演説で、宮城県内6選挙区で一本化された野党候補の必勝を訴え。同時に、「どうか比例代表で『共産党』と書いていただく方を広げに広げて、震災復興、原発の問題など東北のみなさんの願いを国会に届け続けてきた高橋ちづ子さん(東北比例候補)の“命綱の議席”“宝の議席”を守ってください。そして、ふなやま由美さん(同)を国会へ押し上げ、東北で初の比例2議席を必ずかちとらせてください」と訴えました。

 「共闘にこそ未来がある。共闘でこそ政治は変えられる」。昨年の参院選、新潟県知事選、今年の仙台市長選の勝利をあげ、「市民と野党が一つに力をあわせれば自民党を倒せることは証明されました。総選挙でも、みんなの力をあわせ、安倍政権を倒し、新しい日本をつくろう」と訴えると、ひときわ大きな拍手が起こりました。

原発ゼロの審判を

 志位氏は、大争点に浮上した原発問題で最大の試金石は再稼働を認めるかどうかだと述べ、東京電力福島原発事故の体験を通じて、再稼働反対はいまや「国民的合意」となっていると強調。安倍政権が「世界で最も厳しい規制基準」と説明していることについて「真っ赤なうそです。避難計画は再稼働の審査基準にすらなっていない。新たな『安全神話』で原発再稼働を進めることは絶対に許さない」と訴えました。

 志位氏は、福島地裁が「生業(なりわい)を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟で、国・東電に賠償を命じた判決(10日)について「これは、みなさんのたたかいの画期的な成果です。政府は判決を重く受けとめ、被害が本当に解決するまで賠償などの責任を果たせということを強く言いたい」と表明しました。さらに、安倍晋三首相が福島で第一声をあげながら、原発の「げ」の字も言わなかったと指摘。「原発事故は長年の自民党政治が『安全神話』をつくってきた結果であり、その責任者が福島にきて、原発の『げ』の字も言わないというのは、もう原発事故を終わったことにして、賠償を打ち切り、原発再稼働・輸出を進めようという狙いです。こんな勢力に日本を任せるわけにいきません」と述べ、「どうか、原発ゼロ、再稼働反対、そして福島の全基廃炉―この願いは、市民と一緒に官邸前でも福島でも全国でも再稼働反対で頑張ってきた共産党に託してください」と訴えると、盛大な拍手と「頑張ろう!」の声が湧き起こりました。

■仙台

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(写真)高橋(手前左)、ふなやま(手前右)の両比例候補とともに訴える志位和夫委員長(中央)=13日、仙台市青葉区

 仙台市・仙台駅前では、宣伝カーを囲むようにデッキに聴衆の輪が広がり、「市民と野党共闘でさよなら安倍暴走政治」「改憲阻止 9条は人類の至宝」などの横断幕が掲げられました。

 高橋ちづ子、ふなやま由美両氏ら東北比例3候補と宮城3区の吉田ごう、4区の、たかむら直也両候補が決意表明、高橋候補は「被災地と国会をつなぎ、声を届けてきた。何としても、ふなやま候補と一緒に国会へ駆けあがる」と力を込めました。

 共同候補である鎌田さゆり候補(宮城2区、無所属)は「統一候補で、自民との一騎打ちです。希望の党に公認を断ってよかったと改めて思っている。(被災者の)声を何としても国会に届ける」と訴え、岡本あき子候補(1区、立憲民主党)が駆けつけました。

 宮城県知事選(22日投開票)の、たたら哲候補も訴えました。

■福島

 福島市・「街なかひろば」では、若者や会社員が次々に足を止め、聴衆が大きく膨らみました。

 「福島1区市民連合」の根本仁共同代表は、「(共同候補の実現への)扉を思い切って開けてくれたのが共産党福島県委員会のみなさんです」「選挙公約は、共産党は原発ゼロと断言している。これがどれだけ福島県民に大きな励ましになっているか」と述べました。高橋、ふなやま両候補、小選挙区候補が訴えました。

 福島1区の共同候補である金子恵美氏(無所属)の総合選対本部長代行の高橋秀樹氏が「格差是正」「県内原発全基廃炉」などの実現へ、ともにたたかう決意を表明しました。

■千葉・津田沼

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(写真)志位和夫委員長と候補の訴えを聞く人たち=13日、千葉・津田沼駅前

 雨が降りしきるなか、デッキに聴衆の傘がひしめいた千葉・津田沼駅前。さいとう和子(千葉13区重複)、大西わたる(12区同)両南関東比例候補と小選挙区候補が決意表明し、さいとう候補は「戦争する国にしていいのかがかかっている。揺るがず共同で新しい政治を切り開く共産党を大きく伸ばしてください」と訴えました。

 6区の共同候補である立憲民主党の生方幸夫氏は「野党共闘、共産党と一緒になって何とか改憲発議をストップしなければならない」と訴えました。

 新社会党顧問の上野建一元衆院議員は「共産党が野党の中心になって頑張ってもらわなければならない」と熱弁。民青同盟千葉中部地区委員長の関穂波さんは「共産党が伸びれば、暴走政治を止め、もっと国民の声に応える政治ができる」と期待を寄せました。


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