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2017年10月13日(金)

米軍ヘリ事故 同型機 全土を飛行

北海道―青森―東京―神奈川―静岡―山口―沖縄

事故の危険 広がる

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(写真)北海道の演習を終え横田基地に着陸する米海兵隊のCH53E大型ヘリコプター=8月29日、東京都瑞穂町

 沖縄県東村の民有地で炎上・大破する事故を起こした米海兵隊のCH53Eスーパー・スタリオン大型輸送ヘリは、8月に北海道で実施された陸上自衛隊との日米共同演習にも参加するなど日本全土で飛行を繰り返しています。同じ普天間基地(沖縄県宜野湾市)配備のMV22オスプレイとともに、事故の危険が全国に拡大しています。

 8月10〜28日に北海道内の北海道大演習場、矢臼別演習場、北富良野演習場などで実施した日米共同演習「ノーザン・ヴァイパー2017」には普天間基地の第36海兵航空群に配属されている第462海兵重ヘリコプター飛行隊(カリフォルニア州)のCH53Eヘリ4機が参加。三沢基地(青森県三沢市)に展開し、同基地近くの射爆場で兵站(へいたん)部隊とともにコンテナをつり下げて輸送する訓練などを実施しました。三沢基地へ向かう途中の8月9日、3機が厚木基地(神奈川県)に、演習後、普天間基地へ帰還途中の同29日に4機が横田基地(東京都)に飛来しました。

 横田基地には、9月9日に、再び同部隊のCH53Eヘリ2機が飛来、離着陸訓練や周辺での飛行を繰り返し、米海兵隊キャンプ富士(静岡県御殿場市)にも飛行しました。

 同ヘリは、約1000キロと長い航続距離に加え、空中給油も可能で、普天間基地から横田、厚木、キャンプ富士、岩国の各米軍機に頻繁に飛来し、日米共同演習にも参加しています。


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