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2017年10月5日(木)

第48期将棋新人王戦 あすから

増田四段VS佐々木四段

決勝三番勝負

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(写真)増田康宏四段

 増田康宏四段(19)の連覇か、佐々木大地四段(22)の初優勝か――将棋の第48期新人王戦(しんぶん赤旗主催)の決勝三番勝負は6日(金)に東京都渋谷区の将棋会館で開幕します。

 増田四段は昨年、石田直裕四段(現五段)に2連勝のストレートで決勝三番勝負を制し、新人王を射止めました。連覇すれば第27・28期(1996・97年)で連続優勝した藤井猛九段以来、20年ぶりの快挙となります。

 「2年連続して決勝に勝ち上がれたのは幸運でした。ここまで来たからには連覇を狙ってがんばります」と話します。

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(写真)佐々木大地四段

 増田四段の連覇を阻み初優勝をめざすのは佐々木四段。準々決勝で藤井聡太四段に勝って注目をあび、初の決勝進出を果たしました。

 昨年4月、名人への挑戦権をあらそう順位戦に出場できないフリークラスとしてプロ入り。好成績をあげ今年2月にフリークラスを抜け、今年度も20勝8敗と7割超の勝ち星を挙げています。

 「藤井四段に幸いにも勝てて強い気持ちで決勝に出たかった。増田四段は奨励会入会が同期で、常に一歩先に行っている状況なので気合が入ります」と意気込みを語ります。

決勝三番勝負

 第1局 6日(金)午前10時〜、東京・将棋会館 立ち会い・中川大輔八段

 第2局 16日(月)午前10時〜、同所 立ち会い・田村康介七段

 第3局 23日(月)午前10時〜、同所 立ち会い・佐藤秀司七段

 決勝三番勝負はAbemaTV、ニコニコ生放送、将棋プレミアムで生中継されます。


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