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2017年9月23日(土)

臨時国会 28日召集

政府伝達 塩川議員「冒頭解散は憲法違反」

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 菅義偉官房長官は22日、衆参両院の議院運営委員会理事会に出席し、臨時国会を28日に召集すると伝えました。

 衆院議運委理事会で日本共産党の塩川鉄也議員が、憲法53条に基づく4野党の臨時国会召集要求を受けたものなのかと召集理由をただすと、菅氏は「臨時国会召集要求を受けており、国民生活に関わる内外の重要課題に対応するためだ」と述べました。

 塩川氏は「野党の臨時国会要求は、森友・加計疑惑の真相解明を行うためのものだ。その要求を受けての国会であれば、当然、政府として野党が求めている代表質問、予算委員会などの質疑に応じるのか」と迫りました。菅氏は「国会で決めてもらえれば丁寧に対応する」と述べました。

 これを受けて塩川氏は「長官も国会で決めれば対応すると言っているのだから、本会議、代表質問の日程を決めるべきだ」と与党に要求。自民党理事は「与党方針の調整が必要だ」と述べ、26日に改めて理事会を開くとの意向を示しました。

 さらに塩川氏は、安倍晋三首相が狙う国会冒頭での解散にふれ、「53条に基づく要求を逆手にとっての解散なら、これほど重大な憲法違反はない」と批判。「そもそも政府が、要求を3カ月間も放置したことは重大であり、院としての対応を示すべきだ」と迫ると、佐藤勉議運委員長は「趣旨はわかる。議長の判断もあろう。若干時間をいただきたい」と述べました。


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