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2017年8月21日(月)

力仕事も聞き取りも

九州北部水害救援共同センター ボランティア始動

福岡・朝倉

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(写真)共同センターの発足後、直ちに農地の泥だしに駆け付けたボランティアたち=20日、福岡県朝倉市

 九州北部豪雨からの復旧に、より広範な力の集中をめざして20日に発足した「九州北部水害救援共同センター」。発足式の後、参加者らは直ちに福岡県朝倉市内の農地の泥だしと聞き取りのボランティアに出発しました。

 氾濫した河川沿いの集落で聞き取りをした新婦人太宰府支部の女性(68)は「農地の被害で仕事を奪われた、河川を土砂がせき止めていて不安との声が寄せられた。ボランティアといえば力仕事の印象だが、片付けや拭き掃除、聞き取りなどの仕事もある。これからもできるだけのことをしていきたい」と話しました。

 東京から9月まで専従で参加し、この日はビニールハウスの泥だしに加わった青年(24)は「実際に流木が突き刺さった家を見て、一日も早く元の生活に戻さなければと改めて感じた。泥は硬く重たかったけれど『また来てほしい』と喜んでもらえた。センターを中心に老いも若きも力を合わせ復旧を進めていきたい」と語りました。

 ボランティア参加は参加予定日の2日前まで受け付けています。共同センター所在地は、朝倉市杷木志波(はきしわ)21「やすらぎの里 めだか」。申し込み・問い合わせは、電話0946(63)8011、ファクス0946(63)8012、またはメール(アドレスは、0705volunteer@gmail.com)で。


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