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2017年7月7日(金)

辺野古ゲート前座り込み3年

たたかいさらに広げよう

オール沖縄の底力で新基地阻止

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(写真)座り込み3年となった米軍キャンプ・シュワブゲート前で「新基地は造らせないぞ」と声をあげる人たち=6日、沖縄県名護市辺野古

 沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設に反対する県民らの米軍キャンプ・シュワブゲート前での座り込みが、6日で3年となりました。約200人が集まり、「安倍政権を倒し、新基地建設を終わらせよう」と、2014年から始まり4年目に入るたたかいに決意を込めました。

 ヘリ基地反対協の安次富浩共同代表は、県内各地域での「島ぐるみ会議」の発足や全国との連帯、米国の「退役軍人平和会」(ベテランズ・フォー・ピース=VFP)の支援など、3年間のたたかいの発展を述べ「孤立したたたかいではない。さらに広げてたたかい抜こう」と訴えました。

 また、「東京都議選で国民無視の安倍政治を倒す動きが表れた」として、那覇市議選(9日投票)でのオール沖縄の躍進で安倍政権を窮地に追い込み、来年の名護市長選に勝ち抜くことが新基地阻止の大きな流れをつくることになると強調。「オール沖縄の底力を安倍政権に見せつけよう」と呼びかけました。

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(写真)米軍キャンプ・シュワブゲート前に掲げられている座り込み日数を示す看板=6日、沖縄県名護市辺野古

 伊波洋一参院議員は「この現場はいま全国、世界でも共有されている」と激励。沖縄県統一連の中村司代表幹事は「沖縄での無法ぶりが全国の問題として安倍政権に批判が向いている。非暴力の座り込みで勝利しよう」と語りました。

 宜野湾市の横田チヨ子さん(89)は、稲田朋美防衛相が、新基地ができても米国との調整が整わなければ普天間基地は返還されないと述べたことに、「どこまで沖縄の人にうそをつくのか。許せない。一人でも多くの人が集まって止めたい」と意気込みました。

 沖縄出身で東京都から来た女性(65)は「本土では基地が造られるものだと思っている人が多いが、名護市長権限や知事権限があり、工事が止められると知って安心した。戻って広げたい」と話しました。


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