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2017年7月5日(水)

北朝鮮の暴挙に抗議する

ミサイル発射 志位委員長が談話

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 北朝鮮が4日午前、弾道ミサイルを発射したことについて、日本共産党の志位和夫委員長は同日、次の談話を発表しました。


 一、北朝鮮は本日、日本海に向けて弾道ミサイルの発射を強行し、日本の排他的経済水域に落下したとみられる。

 北朝鮮の度重なるミサイル発射は、世界と地域の平和と安定にとっての重大な脅威であり、累次の国連安保理決議、6カ国協議の共同声明、日朝平壌宣言に違反する暴挙であり、この地域を航行する船舶、航空機の安全を脅かす行為であり、厳しく抗議する。

 このような軍事挑発を続けることは、北朝鮮にとっても未来のない道であることを、厳重に警告する。

 一、6月2日に採択された国連安保理決議は、「平和的、外交的、政治的な解決」に関与することを表明し、加盟国による「対話を通じた平和的かつ包括的な解決への努力」をよびかけている。この問題の解決は、外交的解決しかない。経済制裁の全面実施・強化と一体に、関係国が北朝鮮との外交交渉に踏み切り、そのなかで核・ミサイル開発をとめ、その放棄を迫ることが急務であることを、重ねて強調する。

 一、現在、「核兵器禁止条約の国連会議」第2会期が開催されており、核兵器を法的に禁止する史上初めての条約が7月7日に採択される予定である。北朝鮮の核兵器増強路線は、世界のこの流れに真っ向から背くものにほかならない。日本共産党は、5日から7日まで「国連会議」に参加し、条約採択が成功裏に達成されるよう、力をつくす決意である。


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