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2017年6月30日(金)

東京都議選 大激変 大激戦

「共産党を」 訴え抜く

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(写真)町工場から出てきた区民と握手する佐藤伸候補=東京都大田区

市民と連携、2議席必ず

大田区 佐藤・藤田候補

 東京都議選(7月2日投票)の大田区(定数8)で、日本共産党は佐藤伸(43)、藤田りょうこ(42)=いずれも新=両候補の勝利で議席を倍増させ、安倍自民・公明政権の国政私物化や疑惑隠し、「共謀罪」法の強行採決に対する審判を下すとともに、2倍の力で都民要求を実現しようと燃えています。

 同区は、共産党の2氏のほか、自民3、公明2、都民ファースト2、民進1、維新1の有力11氏が8議席を争う大激戦です。

 街には自民・公明への怒りがうずまいています。町工場の社長は「おれは自民党だが、今回ばかりは、あいつらを落として懲らしめたい」と語りました。26日の志位和夫委員長を迎えた共産党街頭演説を聞いた高齢の女性は「私、自民党だったけど、もうだめ。志位さんの話は勢いがある」と話しました。

 佐藤、藤田両候補には、それぞれ市民勝手連がつくられ、共産党は、かつてない広範な市民・会派と連携した選挙戦をたたかっています。

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(写真)商店街で区民と握手する藤田りょうこ候補=東京都大田区

 少数会派の女性区議が藤田候補を応援。元区議も街頭で藤田候補の応援に立っています。

 佐藤候補には、同じ岩手県出身の小沢一郎自由党共同代表から応援のメッセージが寄せられています。

 安倍内閣の支持率急落など情勢激変に危機感を抱く自民は、候補者が始発や終電の時刻まで駅前に立ち、業界団体も締め付けて票固めに必死。公明は、連日幹部や小池都知事を呼んだ街頭演説。都民ファーストは元民進と元維新を擁立し、活発な選挙戦。民進も終電を逃したタクシー待ちの区民にまであいさつをするなど懸命です。

 共産党は、全ての党員、「赤旗」読者、後援会ニュースの読者に、「折り入って作戦」で担い手を広げ、ダブル議席獲得を何としても実現しようと総決起を呼びかけています。

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(写真)男性と握手する、あぜ上三和子候補=東京都江東区

築地おかみさんも応援に

江東区 あぜ上候補

 「一票を争う大激戦、自民、公明とのつばぜり合いです。3人、5人と支持を広げてください」―。東京都議選の江東区(定数4)で、日本共産党の、あぜ上三和子候補=現=の宝の議席を必ず守ろうと、党・後援会は力を振り絞って奮闘しています。

 4議席を、あぜ上氏のほか、自民党の現職と新人、公明党の新人、都民ファーストの新人と、民進党を離党した無所属の現職(都民ファースト推薦)、前々回は民主党(当時)から出た元職の有力7氏が争っています。

 安倍政権の暴走に「自民党いいかげんにしろ」との声が上がり、あぜ上氏の勝利で自公に審判をとの世論が広がりつつあります。

 「豊洲移転を止めてください。みなさんの一票を共産党に」。築地市場(中央区)の鮮魚仲卸店の女将(おかみ)の山岸やい子さんは27日、志位和夫委員長を迎えて門前仲町で行われた共産党の街頭演説で初めて、あぜ上氏を応援しました。

 この街頭演説で、あぜ上氏は、聴衆の中に今まで見たことのない顔ぶれが並んでいるのを見て驚きました。

 子育て中の母親らは「認可保育園を増設して」と、「あぜ上三和子サポーターズ」をつくって宣伝しています。

 一方、自民、公明は引き締めと反共攻撃に必死。自民は町会など団体を締め付け。公明は小池百合子都知事を招いた街頭演説に1000人を集めました。都民ファーストは小池知事の人気にすがった選挙戦を展開します。

 共産党江東地区委員会は、得票目標4万票を実現して自公に打ち勝とうと、全党・後援会員に支持を広げてほしいと訴えています。

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(写真)「安倍政権を許せないの思いをこぞって私に」と訴える中野あきと候補と、日本共産党の宮本徹衆院議員(中央)、有賀精一日野市議=29日、東京都日野市

党派超え「審判下そう」

日野市 中野候補

 日本共産党が、中野あきと候補(48)=新=で8年ぶりの議席奪還を目指す東京都議選日野市(定数2)では、中野候補が自民党現職と横一線で最後の議席を争う大接戦・大激戦になっています。

 無党派市民らの「市民応援団」が連日、街頭宣伝。有賀精一日野市議(無所属)が29日、中野候補の応援に立ち、稲田防衛相による自衛隊の選挙利用発言を批判して「更迭しない総理はおかしい。都議選で国政私物化の安倍政治に市民や主権者が審判を下そう」と力を込めると、通行人から「そうだ」「(稲田発言は)違法だ」と次々に声がかかりました。

 元社会党日野市議で民進党を応援している一ノ瀬隆氏も「安保法制を廃止し、安倍政権を倒す共同を前進させるためにも中野氏を」と支援します。

 党南平支部の電話作戦で「共産党はきらい」という女性が「自民があまりにひどいから」と支持しました。「安倍首相はやりすぎだ」の思いを党派を超えて中野候補に集め得る変化が起きています。

 自民党現職は改憲タカ派ですが、加計疑惑などでの“逆風”に「誰も安倍首相を(応援に)呼ぼうと思う人はいない」と本紙記者に語りました。

 自民陣営の危機感はすさまじく、茂木敏充政調会長や塩崎恭久厚労相など党幹部、国会議員が連日複数で来援し、業界団体を締め付け。候補者が事実無根の反共演説を繰り返します。都民ファースト候補を推薦する公明党が、自民候補を支援する動きもあります。

 共産党・後援会は、選挙情勢を市民と支持者に伝え、共同を広げて、一票一票を争う激戦を勝ち抜こうと総決起しています。


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