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2017年6月29日(木)

都議選 一票争う大激戦 志位委員長街頭で訴え

自公とのつばぜり合い勝ち抜こう

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 7月2日の投票まで4日と迫り、どの選挙区も一票一票を争う大激戦・大接戦となっている東京都議選で、日本共産党の志位和夫委員長は28日、当落線上の争いが続く文京区(定数2)の福手ゆう子=新=、豊島区(同3)の米倉春奈=現=両候補の必勝をめざし両区の街頭で訴えました。最後までの奮闘が勝敗を決する情勢。志位氏は「文字通り、一票一票を争う大激戦・大接戦です。選挙は最後の最後まで頑張り抜いたものが勝利をつかめることを肝に銘じて力をつくします。まだ多くのみなさんが投票先を決めておらず、迷っておられる方も多いと思います。どうか政党の値打ちを見極めて選んでください。ご支持を広げに広げてください」と熱く訴えました。


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(写真)聴衆の声援に応える(右から)福手ゆう子候補、志位和夫委員長、二見伸明元公明党副委員長=28日、東京都文京区

福手候補、自民候補と大接戦 文京 

 福手候補と自民党候補との一票を争う大接戦となっている文京区では、他会派の区議が街頭で“憲法守る女性新人がんばれ”とリレースピーチするなど支援の輪が広がっています。福手候補は“共同の力”で勝利しようと奮闘しています。

 「福祉の心で都政改革」を訴える福手候補は、認可保育園の増設など「区民のみなさんの福祉の願いはもう待ったなしです。その仕事を都議会でやらせてください」と力を込めました。

米倉候補、攻撃破る必死の訴え 豊島 

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(写真)米倉春奈都議候補(右)の必勝を訴える志位和夫委員長=28日、東京都豊島区

 有力5氏が争う豊島区。「政治は必ず変えられる」と訴えてきた29歳の米倉候補は2期目をめざし、共産党落選を狙う攻撃を打ち破って勝利へ駆けあがろうと必死に区内を訴え回っています。

 米倉候補は「政治は希望です。この4年間、一緒に力をあわせ福祉切り捨ての都政を変えてきました。必ず大激戦をかちぬかせてください」と力強く訴えました。

 志位委員長が、東京都議選の文京区(定数2)の福手ゆう子=新=、豊島区(同3)の米倉春奈=現=両候補の必勝をめざして行った街頭演説では、党派を超えた応援、市民弁士からの強い期待が党候補へ寄せられ、勝利への熱気に包まれました。

 文京区・白山上交差点では、元公明党副委員長の二見伸明さんが応援演説に立ったほか、超党派の区議が駆け付け、民進党東京都2区総支部長からは応援メッセージ。勇退する日本共産党の小竹ひろ子都議は「必ずバトンタッチを成功させよう」と訴え、辰巳孝太郎参院議員が駆け付けました。

 志位氏は「いま自民党候補との間でまさにつばぜりあいの大接戦になっています。党派を超えた共同で、自民党を必ず打ち負かして、福手さんを押し上げてください」と気迫を込めて訴えました。

 安倍政権の憲法9条改定について「憲法9条は幾多の犠牲の上に、もう二度と戦争はしないと世界に誓った『日本の宝物』です。どうか、『9条を守れ』の願いは、保守と革新、立場の違いをこえて共産党に託してください」と呼びかけました。

 豊島区・池袋駅前では聴衆の輪が大きく広がり、米倉候補への熱烈な声援と拍手が飛び交いました。応援弁士の野口景子弁護士は「米倉さんは若い世代にかかわる重要政策について、現場に足を運び、(現場の声を)都議会で発信してきた。何としても都議会へ送りたい」と語りました。

 志位氏は、共産党の躍進で豊洲移転を中止させ、都政に「福祉の心」を取り戻そうと力説。「大激戦・大接戦です。どんなことがあっても、都民にとっての『宝の議席』を落とすわけにいかない。都議選に勝ち、総選挙で野党と市民の共闘を成功させ、安倍政権を倒して新しい日本をつくろう」と呼びかけると、大きな拍手と声援が湧き起こりました。


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