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2017年4月29日(土)

都議会百条委 桜井委員長の不信任可決

浜渦氏偽証認定を妨害

吉田氏賛成討論

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 東京都築地市場(中央区)の東京ガス豊洲工場跡地(江東区)への移転問題に関する都議会調査特別委員会(百条委員会)は28日、桜井浩之委員長(自民党)に対する不信任動議を自民党以外の日本共産党、公明党、東京改革(民進党系)、都民ファーストの会、生活者ネットの5会派の賛成多数で可決しました。桜井氏は26日の理事会で浜渦武生元副知事らの偽証認定手続きをとることに対して「数にものを言わせ」「ためにする告発」などと百条委を誹謗(ひぼう)しました。

 26日の理事会では、浜渦氏らの偽証について、自民党と5会派で見解が分かれましたが、偽証認定に向けた手続きに入ると桜井委員長自らが提案し、理事会合意となりました。

 ところが、桜井委員長は休憩直後、委員長辞任を表明。偽証告発の努力を非難しました。浜渦氏らの偽証陳述についても「単なる記憶違い程度」だとし、証拠資料も「いわゆるメモ程度のもの」と発言しました。

 28日の百条委で、日本共産党の吉田信夫都議は不信任動議の賛成討論を行いました。桜井氏が委員長でありながら、理事会合意を誹謗し否定したことを厳しく批判。証拠資料についても「百条委の要請で提出された重要記録を軽んじた発言は見過ごせない。自民党も尋問でそのなかの一つの記録を取り上げて尋問している。理事会では、委員長からも自民党からも証拠になりえないなどの発言は一度もなかった」と指摘。「自民党が今回のような乱暴なやり方で、偽証認定を阻もうとすることは許されない」と強調しました。


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