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2017年4月16日(日)

流れ弾タンク直撃

米軍訓練場内の工事現場

沖縄・恩納

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写真

(写真)銃弾が見つかった米軍キャンプ・ハンセン内のダム工事現場のゲート=15日、沖縄県恩納村安富祖

 沖縄県恩納村の米軍キャンプ・ハンセン内にある安富祖(あふそ)ダム工事現場で15日までに、流れ弾とみられる銃弾が見つかりました。14日に村役場が村のダム管理事務所から連絡を受けて発覚しました。

 現場は村営安富祖ダムの建設現場。基地フェンスの内側へ100メートルほど入ったところです。6日にダム建設請負業者の水タンク上部を貫通し底部に突き刺さった銃弾を発見。13日にも請負業者従業員が、自身の車に弾があたったと思われる傷があるのに気付き、数メートル先に銃弾が1発転がっていたといいます。銃弾は米軍が回収しました。

 外間毅副村長は「現場は作業員が常時50人ほどいる。不幸中の幸いで車にあたっただけで済んだが、これが人身にかかわる事故につながると大きな問題だ」と憤りました。

 村から説明を受けた安富祖区の宮里勇区長(54)は、「昼も夜も射撃訓練の音が聞こえる。小さい頃、近くの畑まで流れ弾が飛んできていたと年配の方からよく聞いていた。基地フェンスのそばで農作業をしている住民も多い。二度と起きないようにしてほしい」と語りました。

 村や村議会は17日に沖縄防衛局や米海兵隊に抗議の申し入れをする予定です。


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