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2017年4月16日(日)

復興を被災者本位で

熊本地震1年 犠牲者追悼

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 熊本地震から1年を前にした14日夜、被災者が希望を持てる復興を実現させようと、「ふっこう集会」が熊本市で開かれ、104人が参加しました。

 熊本県の労働組合や民主団体、日本共産党でつくる、いのちネット「熊本地震」被災者支援共同センターと、くまもと地域自治体研究所が呼びかけたものです。

 集会が行われた公園には90個のキャンドル(LED)がともされ、最初の震度7を記録した地震発生時刻の午後9時26分に全員が黙とうして犠牲者を追悼。「被災者本位の復興にむけ手をつなごう」と誓い合いました。

 参加した禿剛子(かむろ たかこ)さん(77)は、震災ボランティアに取り組む中で「住み慣れた家に戻れない、お店を再開できないといった人たちの話を聞いてきました。行政には、被災者に悲しい思いをさせないよう支援を強めてほしい」と話しました。

 追悼に先立ち京都大学の岡田知弘教授(自治体問題研究所理事長)が記念講演。空港や港などの整備優先で、被災者の生活・生業(なりわい)の再建に直接結びつかない「創造的復興」ではなく、一人ひとりの被災者の「人間の復興」の取り組みを学び生かそうと呼びかけました。

 各自治体の被災報告では、日本共産党の山本伸裕熊本県議、上野美恵子・熊本市議、佐野安春・甲佐町議、甲斐康之・前益城町議が発言しました。


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