2017年3月19日(日)
森友問題「籠池氏の証人喚問が糸口」
穀田議員ら「チャット宣伝」
京都
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日本共産党の穀田恵二衆院議員・国会対策委員長は、大阪市の学校法人「森友学園」が異常な値引きで国有地を取得した問題で18日、京都市中京区の三条河原町で「チャット宣伝」を行いました。穀田氏は「証人喚問が一つの糸口になる」と話しました。
同学園をめぐる問題では、理事長の退任を表明している籠池(かごいけ)泰典氏が16日、安倍晋三首相から100万円の寄付金があったと発言。与党も籠池氏の証人喚問に動くなど新たな展開を見せています。
穀田氏は、国有地売却で政治家の関与や小学校を「認可適当」とした大阪府の審議過程、教育勅語を教える異常な学校法人の“広告塔”になった安倍首相夫妻の道義的責任などを指摘。世論調査で参考人招致すべきだとの回答が7割を超えているとし、「国民の声が政治を動かしている」と強調しました。
穀田氏は、南スーダンに派遣されている陸上自衛隊の日報をめぐる問題や共謀罪についても言及し、「一つ一つ事実を積み重ねて真相を明らかにすることが私たちの役目です」と語りました。
「Non Stop Kyoto」の河本真智子さん、SADLの湊隆介さん、ちさか拓晃・共産党衆院京都2区予定候補が参加しました。