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2016年12月13日(火)

トランプ氏「“一つの中国” 縛られない」

中国、原則堅持求める

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 【ワシントン=遠藤誠二】トランプ次期米大統領は11日、FOXテレビの番組で、中国本土と台湾はともに中国に属するという「一つの中国」政策に縛られる必要はないとの考えを表明しました。同氏は2日、台湾の蔡英文(さいえいぶん)総統と電話で会談し、米国の現職・次期大統領が台湾総統とは会談しないという米中間の「ルール」を破ったばかり。今回のインタビューでは、貿易や外交政策について中国政府をけん制しました。


 トランプ氏は「『一つの中国』政策は完全に理解している。しかし、貿易を含め中国が行わなければならないことで米国との合意がないまま、なぜわれわれが『一つの中国』政策に縛られなければならないのか分からない」と述べました。

 中国は台湾問題を「核心的利益」に位置付けています。外務省の耿爽(こうそう)報道官は12日の記者会見で、「『一つの中国』原則を堅持することは中米関係発展の政治的土台だ」と指摘。1979年に台湾と断交し中国と国交を結んで以来、歴代米政権が確認してきた「一つの中国」原則を堅持するよう求めました。

 トランプ氏は為替問題について、「米国は中国の通貨切り下げでひどく打撃を受けている」と指摘。貿易問題で米中が何らかの合意をすべきだとの主張を繰り返しました。

 さらに、「南シナ海の真ん中に大掛かりな要塞(ようさい)を建設している。これは中国がすべきことではない」と中国の行動を批判。北朝鮮の核開発問題も持ち出し、「北朝鮮は核兵器を持っている。中国はそれを解決することができるのに、米国に何の手助けもしてくれない」と語り、北朝鮮の核開発問題の解決に向けて中国はもっと行動すべきだと強調しました。

 蔡総統との電話会談については、「中国に指示されたくはないし、電話は私からかけたものでなく、かかってきて、『勝利おめでとう』という大変短いものだった」「なぜ、他の国が、私が電話をとるべきでないといえるのか。正直言って、電話をとらないことはかなり失礼なことだ」と述べ、間違いではなかったとの考えを示しました。


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