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2016年11月21日(月)

台風被害支援早急に

紙議員 「北海道JR復旧を」

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(写真)質問する紙智子議員=18日、参院災害特委

 日本共産党の紙智子議員は18日の参議院災害対策特別委員会で、今夏、北海道を襲った台風による農業被害への支援とJR路線の復旧を急ぐよう要求しました。

 紙氏は、スイートコーンを生産している十勝地方の農家が工場の被災のため出荷できなくなっていると述べ、出荷できないことで農家に損失が出ないよう支援を求めました。

 丸山雅章農水省審議官は「工場の再建計画を見ながら、農家が不安にならないよう対応する」と答えました。

 JR路線の復旧は、根室線の一部と日高線については被害状況の調査も行われていません。

 紙氏は、日高線については昨年1月の暴風雪災害と昨年9月の台風被害の被災調査が終わっているのに、いまだに国の災害復旧事業が活用されていないと指摘。JR北海道は、復旧工事を先延ばしして膨らんだ事業費を住民に押しつけたうえ、災害復旧事業に持続的運行論を持ち出し、復旧工事を拒んでいると批判しました。

 潮崎俊也国土交通省審議官が「鉄道事業者の判断だ」と述べたため、紙氏はJR北海道が公共交通機関としての役割を果たすよう指導するのが国交省の役割だと抗議しました。


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