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2016年11月13日(日)

うたごえ祭典 大音楽会に3000人

平和な未来願い 生きる希望 歌う

松山

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(写真)大音楽会で秋川雅史氏とともに「千の風になって」を歌う全国女性合同合唱団=12日、松山市

 「2016年日本のうたごえ祭典inえひめ」は2日目の12日、松山市のひめぎんホールで大音楽会を開き、3000人が参加しました。命を脅かす戦争や原発への怒り、平和な未来を生きる希望を願った多くの歌がうたわれました。

 よさこい鳴子踊り、阿波踊りなど四国の郷土芸能で開演し、たたかう労働者の力強い歌声と、青年のさわやかなステージが会場を盛り上げました。愛媛出身のテノール歌手・秋川雅史さんは、女声合唱とともに「千の風になって」を熱唱しました。

 広島で被爆し修復された「被爆ピアノ」とジャズ・オーケストラが共演。長崎で被爆した渡辺千恵子さんがモデルの合唱と語りによる構成「平和の旅へ」が演奏されました。

 福島と東北の人々を中心とした合唱構成「ふくしまに生きる」や、「命の海 命の森 命の山々―辺野古の朝」などが歌われ、たたかいに連帯するステージとなりました。

 夜には特別音楽会が開かれ、高知と愛媛の合唱団が作曲家の池辺晋一郎さんに委嘱した合唱曲「あなたにできること」を池辺さんの指揮で披露しました。

 祭典は、13日に合唱発表会と大うたう会を開き、閉幕します。


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