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2016年10月26日(水)

「しんぶん赤旗」 いま読みどき

「とくほう・特報」「焦点・論点」/核兵器廃絶

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「とくほう・特報」「焦点・論点」 強い関心、反響次つぎ

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(写真)話題になった「とくほう・特報」の紙面

 開始から2年半になる「とくほう・特報」とロングインタビュー「焦点・論点」。最近も反響を呼んでいます。

 安倍晋三首相が国会の所信表明の最中に自衛隊などをたたえ、自民党議員がいっせいに起立して拍手した問題。「特報」は「『行政府の長』が号令 国会議員を“提灯(ちょうちん)もち”に」(10月2日付)と報じました。「あの光景を見て『兵隊さんよ、ありがとう』という軍歌を思い出し、ぞっとした」(岐阜・男性)など強い関心にこたえた「特報」でした。

 相模原市の障害者施設で19人が殺害された戦後最悪の事件。「特報」は事件をどうみるかと問い、「人権軽視と差別をやめ個人大切にする社会に」と呼びかけました(8月1日付)。背景にあるナチスの優生思想を告発。全盲・全ろうの東京大学教授、福島智さんが「生存の価値否定 『二重の殺人』」と事件の本質を指摘しました。

 読者から「あまりに感激して、朝食のあと83歳の母と一緒に読み合わせをしました。『赤旗』は人間一人ひとりに真摯(しんし)に向き合い、社会の背景を解明している」(北海道・男性)との感想が届きました。

 「焦点・論点」も好評で、介護に欠かせない福祉用具レンタル自己負担増案を懸念する関係団体理事長、介護保険を利用する認知症の人と家族の会代表も登場しました。



核兵器廃絶 「世界の流れ見ました」

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(写真)国連作業部会の報告に賛成する各国政府代表=8月19日、ジュネーブ(小玉純一撮影)

 スイス・ジュネーブで開かれた国連作業部会で8月、核兵器禁止条約の交渉を2017年に開始するよう国連総会に「幅広い支持をもって勧告」した報告が賛成多数で採択されました。本紙(8月21日付)はこのニュースを1面トップで報じました。

 三重県名張市の読者は「この報道に世界の流れを見ました」との声を編集局に寄せました。この記事を含む一連の報道に、別の読者も「作業部会の様子がよく分かり、非核保有国の真剣さが伝わりました」とジュネーブの議論への共感を伝えてきました。

 核兵器廃絶に向けた世界の努力と運動を伝えているのは「しんぶん赤旗」の特徴の一つです。国連での動きとともに、世界各地で廃絶を願う草の根の運動も伝えています。

 作業部会の「勧告」を受け、現在開会中の第71回国連総会では、軍縮を担当する第1委員会で議論が進んでいます。

 核兵器禁止条約について交渉する国際会議を来年に招集することを求める決議案に、圧倒的多数の国が支持を表明する一方、核保有5カ国(米英仏中ロ)と“核の傘”のもとにある国が抵抗しています。第1委員会での採決は目前。唯一の被爆国日本の対応も問われています。


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