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2016年9月7日(水)

ヘリパッド反対続く沖縄・高江

女性を不当逮捕

名護署に抗議

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(写真)名護署前で「不当な逮捕・勾留を許さない」と抗議する人々=6日、沖縄県名護市

 米軍ヘリパッド=オスプレイパッド(着陸帯)建設工事への抗議行動が続く沖縄県東村高江で6日、付近の県道で軽自動車を運転していた40代の女性が、職務質問しようとした警察官に向かってアクセルを踏んだとして公務執行妨害の疑いで逮捕されました。

 午前10時前に逮捕された女性は県外からの支援者で、ヘリパッド工事現場に向かうダンプカーの車列の前で車を運転していました。警察官はドアを開けて女性を車外に引きずり出し、手錠をかけた上で地面に押さえ付け、車の鍵を押収しました。

 抗議行動に集まっていた市民は女性が連行された名護署に駆けつけ、集会を開いて「根拠のない逮捕・勾留を許さない」「抗議行動に対する不当な弾圧だ」と抗議しました。

 名護署で接見した弁護士は「女性は警察官の指示に従ってブレーキを踏んでおり、犯罪者として取り調べられるような行為はなかった」と報告しました。女性は黙秘を貫いています。

 高江の米軍北部訓練場「N1地区」ゲートには、台風13号が接近する中でダンプ10台分の砂利の搬入が強行され、20人ほどの作業員が入りました。

 宜野湾市の男性(72)は「暴風雨の中で作業しなければならないほど政府は必死になっている。私たちも手を抜かずに抗議したい」と語りました。

 同日、民進党の有田芳生参院議員が「N1裏」テントを訪れ抗議行動を激励しました。


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