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2016年8月10日(水)

衆院選へ野党共闘を

オールみやぎの会が各党訪問

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(写真)懇談する(右から)加藤県書記長、中島県委員長と葛西氏=9日、仙台市

 「野党共闘で安保法制を廃止するオールみやぎの会」は9日、日本共産党宮城県委員会を訪れ、衆院選に向けた野党共闘を発展させるよう求める要請を行いました。10日には、民進党県連と社民党県連合にも要請をする予定です。

 要請書では、国会で憲法改正発議が可能な3分の2を改憲勢力が持ったこと、南スーダンの自衛隊に「駆けつけ警護」任務を付与しようとしていることに触れ、「憲法危機の時代」と指摘。きたるべき衆院選は歴史的に重要として、国民共闘発展のため、直ちに野党間、野党と市民の協議を始めてほしいと求めています。

 党県委員会の中島康博県委員長と加藤幹夫県書記長に、オールみやぎの会の葛西友彦氏が要請書を手渡し「11の1人区で野党統一候補が勝利できたことは野党共闘の可能性を示している。宮城では、地方議員の共同行動も進み、この確信を全国に発信していきたい」と述べました。

 中島県委員長は「大いに歓迎して受け止めたい。野党の党首会談では、参院選に限らず、国政選挙での協力を合意している。私たちはこれを受け止め、宮城県でも野党共闘を実現したいと考えている」と応じました。


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