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2016年5月25日(水)

教育機会確保法案

不登校は命の非常口

成立への動きに抗議

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(写真)「当事者の声を聞いて」とスタンディングで訴える登校拒否・不登校の当事者、親の会の人たちと日本共産党の(右から)畑野君枝、大平喜信の両衆院議員=24日、東京都千代田区

 「教育機会確保法案」の今国会での成立をめざす動きに抗議して24日、国会前で約30人がスタンディングしました。不登校の当事者、親らが「不登校は命の非常口 法律でふさがないで」などのプラカードを掲げ、かわるがわるマイクで反対の声を上げました。

 不登校・引きこもりの当事者だという女性(22)は、重い心と体を奮い立たせて参加。不登校を子どもの心の問題と定義した法案に対し、「12万もの子どもが苦しんでいる。個人の問題といって切り捨てることは絶対にできない」と、疑問の声をぶつけました。続けて「本当の学びとは何か、考え直す出発点にしてほしい」と訴えました。

 子ども相談室「モモの部屋」の心理カウンセラー、内田良子さんは「休んでいる子の何倍も、休めないで苦しんでいる子どもがいる。命を絶つ子もいる。法案は安心して休めるようになっていない」と指摘しました。

 日本共産党からは大平喜信、畑野君枝の両衆院議員が参加しました。


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