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2016年5月24日(火)

可能性くみ尽くし首都・東京から共産党大躍進を

志位委員長が演説会で訴え

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(写真)志位和夫委員長の訴えを聞く人たち=23日、東京都千代田区

 参院選投票まで1カ月半に迫った23日夜、日本共産党の志位和夫委員長を迎えた演説会が、東京都千代田区の東京国際フォーラムで開かれました。会場には開場前から多くの聴衆が並びました。野党共闘の前進とその中での共産党が注目される情勢の変化を生き生きと示し、「躍進の可能性をくみつくす大奮闘で、首都・東京から日本共産党の大躍進を必ず勝ち取ろう」との志位氏の訴えに、会場いっぱいの大きな拍手と歓声が何度もわき起こり、熱気にあふれました。


 開会1時間前の開場と同時に聴衆が続々と来場し、開会時には約5000席が埋まり、ロビーでも多くの市民が中継に聴き入りました。

 参院選をたたかう田村智子副委員長・参院議員(比例予定候補)、改選6を争う東京選挙区の山添拓予定候補が決意を表明しました。

 笠井亮衆院議員をはじめ衆院比例・小選挙区予定候補24氏が紹介され、代表して谷川智行比例予定候補が決意を述べ、熱心な声援と拍手が送られました。

 安保関連法に反対するママの会@板橋の石川澄恵さん、青龍美和子弁護士が共産党と山添予定候補への期待を語りました。

 志位氏は、▽野党共闘を必ず成功させる▽日本共産党の躍進を必ず勝ち取る―という二大目標に挑戦すると表明。全国32ある参院選1人区での野党統一候補が実現する見通しになったことを報告し、「これはスタートラインに立ったということです。32すべてで自公を打ち負かし、勝利するために全力をあげます」と語りました。同時に、衆院小選挙区での選挙協力の「具体化を加速」するために知恵と力を尽くし、「ダブル選挙となれば、衆参まとめて、自公と補完勢力を少数に追い込むために積極果敢なたたかいを行う決意です」と力を込めました。

 日本共産党躍進へ比例代表選挙で広げに広げ、田村予定候補をはじめ8議席の絶対確保、9議席をめざすとともに、大激戦の東京選挙区では、原発事故や過酷労働で苦しむ人たちの立場にたってきた山添予定候補を何としても国会に送ってほしいと熱く訴え。党躍進の可能性について、野党共闘のために真剣かつ誠実に努力する共産党に、かつてない広範な人たちから「決断に感謝する」「比例は共産党」という期待と信頼が広がっていると紹介。そのうえで、「これまで、『二大政党の政権選択』論など共産党を排除した『対決』が無理やりつくられてきました。しかし今度は、『自公と補完勢力』対『4野党プラス市民』という二大勢力の対決構図が浮き彫りになり、共産党が二大勢力の一方で重要な役割を果たしています。政府・与党もここに政権を脅かす最大の脅威があることを認めざるをえない。こんなにたたかいやすい選挙はありません」と可能性をくみつくした大奮闘を訴えると、盛大な拍手が鳴り響きました。

 安保法制=戦争法にかかわって、志位和夫委員長は参院選で三つの旗印▽安保法制=戦争法はきっぱり廃止する▽日本の政治に立憲主義を取り戻す▽安倍改憲を許さない―を高く掲げてたたかうと表明。与党による「野合」攻撃に対して、「『立憲主義を取り戻す』という仕事は、あれこれの政策とは次元が異なる、国の土台を再建する仕事です。憲法13条で保障された『個人の尊厳』を擁護する政治をつくるということです。これ以上の国民的大義はありません」と強調しました。

 安倍政権による「アベノミクス」、原発再稼働、沖縄米軍新基地などの暴走の行きづまりを一つひとつ解き明かし、「あらゆる分野で破綻しつつある暴走にピリオドを打ち、政治を転換させよう。この願いを日本共産党に託してください」と語りかけ、聴衆は盛大な拍手で応えました。

 最後に志位氏は、「なぜ日本共産党の躍進が必要か」と問いかけ、そのかけがえない値打ちについて訴え。本気で安倍政権を倒そうとすれば、倒した後の政権構想が必要になるとして、「私たちは『戦争法廃止の国民連合政府』を提唱してきましたが、『これしかない』という現実的で合理的な政権構想だと確信しています」「日本共産党の躍進で、『国民連合政府』の扉をこじ開けよう」と熱く呼びかけました。

 志位氏が「日本共産党の“第3の躍進”は、13年の都議選での躍進から始まりました。さらなる躍進を首都・東京で必ず勝ち取り、東京から日本の政治を変えましょう。新しい政府をつくりましょう」と訴えると、大きな拍手が鳴り響きました。




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