2016年5月4日(水)
戦争法廃止へ力合わせよう
東京 日本共産党が街頭演説
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憲法施行69周年の3日、日本共産党中央委員会と東京都委員会は東京・新宿駅前で街頭演説をしました。田村智子副委員長や吉良よし子参院議員、里吉ゆみ都議が「安保法制=戦争法は憲法を壊す暴挙で、自衛隊や若者を戦争に巻き込む危険な法律です。戦争法は廃止しましょう」と訴えると、同法廃止を求める2000万署名に多くの人が応じました。
田村氏は、安倍政権の“壊憲”の危険性を告発したうえで、「憲法の立場で今の政治をただすことこそが必要です」と述べ、「戦争放棄」に基づく平和外交の推進や「個人の尊厳」に基づく社会保障の拡充を訴えました。
さらに、安倍壊憲に対して「多くの国民、市民が立ち上がっています。(国政選挙での)市民と野党の共同で安倍政権を倒し、新しい政府を実現しましょう」と強調しました。
吉良氏は「ご一緒に立憲主義、民主主義を取り戻し、戦争法廃止へ力を合わせましょう」と呼びかけました。
じっと演説を聞いていた大学3年生の男性(20)=東京都練馬区=は、「友人に自衛隊員がいます。集団的自衛権の行使によって他国で人を殺してほしくないし、危ない目にあってもほしくない。いまの憲法の方が安心です」と語り、署名にペンを走らせました。