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2016年4月19日(火)

救助へ救援へ懸命

党熊本県委 避難所へ物資届ける

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(写真)避難所に救援物資を運び込む山本県議(左)と避難所のスタッフ=18日、熊本市

 熊本地震の救援活動を懸命におこなっている日本共産党熊本県委員会の勤務員と山本伸裕県議、党熊本市議団は18日、被災した人々が避難する熊本市や南阿蘇村の避難所に水や食料を届けて回りました。避難所では「飲料水と食べ物があれば大助かり」「共産党は行動が早い」と歓迎されました。(丹田智之)


 18日午前、福岡県から門司・小倉地区委員会の党員が街頭で集めた募金で買った“から揚げ弁当”255個、ペットボトルの飲料水370本を積んだワゴン車が到着。山本県議の案内で、熊本市内の避難所に向かいました。

 搬入口で待っていた被災者は「助かります」と述べて物資を運び込みました。

 午後には、山本県議が市内の避難所を駆け回り「近県から支援物資が届いています。日用品など必要なものがあれば手配します」と声を掛けて要望を聞き取りました。熊本市立城西小学校の武田裕一校長は「近くの集会所に避難している人々は、朝から1食しか食べていません。届けていただければ助かります」と語りました。

 県委員会の勤務員は、道路が寸断し孤立状態にある南阿蘇村の避難所にも、迂回路を通り4時間半かけて救援物資を届けました。

 大手宅配業者が熊本県全域への荷受けを中止しているため、県内への救援物資の配送が困難になっています。熊本市内では、避難所に指定されていない公民館などにも多くの人々が避難しており、水と食料の提供が間に合っていません。

 17日夜、佐賀県からの物資が到着してすぐに山本県議らが熊本市の世安町公民館に届けると、被災者の支援にあたる女性(74)は「国や自治体からの支援物資は届いていません。トイレの水は学校のプールからバケツで運び、飲料水は給水車の前で3時間並んでようやく手に入る状況です」と語りました。

 山本県議は「さまざまな物資が足りない状況です。今後も被災者の要望を聞き取り、必要なものを届けられるようにしたい」と力を込めました。

佐賀・福岡から救援物資

 熊本地震で被災した人々から「水がない」「食べる物がない」との切実な声があがる中、日本共産党熊本会館(党熊本県委員会)には、近県の党組織から救援物資が続々と届けられています。17日夜、佐賀県の武藤明美県議らがスポーツドリンクや弁当、紙おむつなどを持って到着。福岡市の堀内徹夫市議も、おにぎりなどを山積みした宣伝カーで駆けつけました。

 武藤氏、堀内氏らは「熊本の皆さんが困っているとき、隣県の私たちも全力で支援したい」と連帯の意思を示しました。

 18日には、福岡県から高瀬菜穂子、山口律子両県議、しばた雅子・参院選挙区予定候補らが訪問。熊本県委員会の勤務員らとともに、おにぎり1500個、飲料水、カセットコンロなどを南阿蘇村の避難所に届けました。


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