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2016年4月19日(火)

「比例得票目標に魂を」

党南関東ブロックが議員研修会

志位委員長が講演

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 日本共産党国会議員団南関東ブロック事務所は17、18の両日、参院選の勝利へ団結と交流をはかろうと、千葉、神奈川、山梨3県の200人を超える地方議員が参加し静岡県熱海市で議員研修会を開きました。志位和夫委員長が講演し、5中総決定のポイントを解説しました。


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(写真)南関東ブロック事務所が開いた地方議員研修会。講演する志位委員長=17日、静岡県熱海市

 志位氏は、今回の参院選が野党共闘の成功に力をつくすと同時に、日本共産党の躍進をめざす二つの仕事をする新しいたたかいへの挑戦だと強調。歴史の本流と逆流が真正面からぶつかり合う、戦後かつてない歴史的局面が生まれているとして「戦争法という戦後最も深刻な権力者による憲法破壊、独裁政治に道を開く非常事態に直面しています。他方で、希望ある新しい市民運動、国民運動がわき起こり、日本の歴史でも初めてといえる市民革命的な動きが始まっています」と情勢の特徴を解明しました。

 夏の参院選は、日本が戦後最大の歴史的岐路にたち、独裁政治と戦争国家への逆流を許すのか、立憲主義、平和主義、民主主義を貫く新しい政治を築くのかの選択が問われる最初の選挙になると、意義を訴えました。

 そのうえで、5中総が解明した日本共産党の値打ちについて、とりわけ戦争法廃止の課題との関連で、「安保法制=戦争法を廃止しようとすれば、内外の抵抗を打ち破る断固とした決意が必要になります。そのためには、『アメリカいいなり政治』の打破を綱領に掲げる日本共産党の躍進がどうしても必要です」と述べました。

 参院選で比例を軸に党躍進をめざす課題について、選挙区での議席獲得に挑む神奈川、千葉両県で、党県委員会が掲げる比例得票目標をやり切ってこそ選挙区でも議席に手が届くと強調。選挙区では野党統一候補の勝利をめざす山梨県と合わせて、3県合計で比例得票を2013年の85万票から120万票に伸ばし、南関東ブロックから比例で1人以上と、神奈川選挙区のあさか由香予定候補と千葉選挙区の浅野ふみ子予定候補の日本共産党の3人以上の議員を送り出すため、「比例の得票目標に魂を入れ、すべての活動の基準としよう」と呼びかけました。

 神奈川県三浦市の石橋むつみ市議は「志位さんの『今までにない情勢』という言葉に確信を持ち、支持を広げたい。地域の支部員全員が立ち上がって、経験を生かしてくれるように、今日の話を伝える」と話していました。

 湯河原町の冨田幸宏町長があいさつ。畑野君枝、斉藤和子両衆院議員、椎葉かずゆき、宮内げん両比例予定候補、あさか神奈川選挙区予定候補、浅野千葉選挙区予定候補が決意を述べました。


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