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2016年1月22日(金)

参院熊本選挙区で共同擁立

あべ氏の選挙母体発足

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(写真)あべ氏(左端)の訴えを聞く参加者=20日、熊本市

 参院熊本選挙区(改選数1)で、安保法(戦争法)廃止の一致点で市民・野党が共同して擁立した無所属統一の、あべ広美予定候補の選挙母体「熊本から民主主義を!県民の会」(略称=くまみん)の発足会が20日、熊本市でありました。

 発足会には、戦争法に反対する市民らの共同・協賛で結成した「戦争させない・9条壊すな!くまもとネット」、日本共産党、民主党、維新の党、社民党、新社会党などの関係者ら70人が参加しました。

 「くまみん」は政治団体の登録をし、市民、政党共同での支援や政治活動、戦略・政策調整などを行います。会長の園田昭人弁護士はあべ氏について、立憲主義、民主主義をないがしろにする暴走政治に歯止めをかけ、国民の声を伝える「人材を得た」と強調。「熊本モデルとして政治を変えられると確信する」と述べました。

 あべ氏は、安保法廃止を第一に取り組むとともに、反貧困や税と社会保障のあり方について弁護士として積み上げてきたものを生かして「政策実現にまい進したい」と決意を語り、さらに多くの人に考えや政策を直接知らせる機会づくりに「力を貸してほしい」と呼びかけました。

 発足を受け共産党の日高伸哉県委員長は「市民、県内5野党が大同団結してたたかう態勢ができた。1人区で自公を打ち負かし、あべ氏当選に党として全力をあげる」と話しました。


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