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2016年1月20日(水)

民意反映する選挙制度を

穀田氏が主張

BSフジ番組

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 日本共産党の穀田恵二国対委員長は18日放送のBSフジ番組「プライムニュース」に出演し、衆院議長の諮問機関である選挙制度調査会が現行の衆院定数475を10削減(小選挙区6、比例4)するなどとした答申について批判し、民意を正確に反映する選挙制度への抜本改革が必要だと語りました。

 穀田氏は、選挙制度調査会が各党に行ったヒアリングに自ら出席し、定数削減の根拠はどこにあるのかと問いただしてきたことにふれ、結果として答申が現行定数を「削減する積極的な理由や理論的根拠は見出し難い」と明記したと強調。それでも答申が定数削減を掲げた理由は「多くの政党の選挙公約」だったとしていることに穀田氏は、自民党や民主党の定数削減に関する公約は2014年には数字も示さなくなっていると指摘。議員1人当たりの人口の国際比較を示し、国際的にも議員は多いわけではないと主張しました。

 ともに出演した民主党の玉木雄一郎衆院議員は「議員の数を減らしても歳出削減効果は微々たるもの」と認めつつ、消費税増税に向けた「身を切る改革」として定数削減を主張しました。

 穀田氏は「(消費税増税で)国民に痛みを押し付けること自体がよくない。『身を切る』というが、切られているのは多数の民意です。国会議員、立法府の主要な役割は行政に対するチェックであり、(議員を)少なくするのはいかがか」「定数削減には反対であり、答申は受け入れられない」と述べ、反対を表明しました。

 「1票の格差」問題についても「小選挙区制のもとでは非常に困難です」と述べ、「衆院選挙制度のあり方」を問われると穀田氏は「国民の民意を正確に反映する比例代表制への抜本改革」とフリップに書き主張しました。


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