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2015年12月17日(木)

削減先にありき 言語道断

衆院選挙制度答申案 穀田氏が厳しく批判

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(写真)衆院選挙制度調査会の結果をうけて意見を述べる穀田恵二国対委員長=16日、国会内

 日本共産党の穀田恵二国対委員長は16日、衆院選挙制度調査会の佐々木毅座長が同日、定数削減の具体策を答申することを決めたと表明したことについて、「まさに定数削減先にありきで言語道断の内容だ。定数削減は、国民の民意を切り捨てるもので絶対に許されない」と厳しく批判しました。

 穀田氏は、佐々木座長ですらこの日の会見で、戦後一番少ない議席数にしたという以外に削減の理由をあげられなかったこと、衆院議院運営委員長(予定)の自民党・河村建夫氏も同会見で「今度は定数削減に大きな論拠があるわけではない」などと述べたことを挙げ、「定数削減について何の合理的根拠も示せないことを自ら認めたに等しい。およそ答申に値しない」と強調。選挙制度調査会は、定数の在り方の議論も行わず、国民に開かれた議論もまったく実施しなかったことの問題点も指摘しました。

 さらに、答申が現行の小選挙区比例代表並立制を前提としたものとなっていることを厳しく批判。得票数と議席数との大きなかい離をつくりだし、民意をゆがめる現行小選挙区制を廃止して、民意を反映する制度への抜本的改革を行うことが必要だと力説しました。


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