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2015年11月25日(水)

きょうの潮流

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 地球温暖化の原因となっている二酸化炭素などの温室効果ガス。宇宙から観測する衛星のデータから、地球全体の大気中の二酸化炭素濃度が先週、発表されました▼上昇傾向が続けば、二酸化炭素濃度は産業革命前に比べて40%以上増加する見込みだと予測します。すでに地球温暖化が自然生態系や人間社会に影響を与えていることがわかっています▼現在進行中の気候変動(地球温暖化)と過去の気候変動との大きな違いは「スピードです」(鬼頭昭雄著『異常気象と地球温暖化』)。今対策を始めないと、子や孫の世代だけでなく、自分自身の世代も「後悔する」と同書は警告します▼化石燃料から再生可能エネルギー源への世界的な転換を描いた『大転換』(レスター・ブラウンほか著)は「私たちはレースのまっただ中にいる」といいます。世界の経済が、風力やソーラーにすばやく移行し、気候変動が制御不能になる限界点を超えるのを回避できるのか。暑さで人類がゆだるまで化石燃料を掘り尽くそうと進み続けるのか▼さらに原子力もコストが高すぎて使えなくなりつつあると指摘します。「近年の世界的な原子力発電の減少は、一時的な落ち込みではなく、原子力発電の終わりの始まりなのだ」と▼原発に固執し、温室効果ガス排出の主な原因である石炭発電を維持し、再生可能エネルギーを抑制する安倍政権の逆立ちぶりが際立ちます。温室効果ガスの上昇をいかに抑えるか。対策の枠組みについて国際会議、COP21が月末から開かれます。


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