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2015年11月22日(日)

海保の暴力行為に抗議

ヘリ基地反対協会見 過剰警備中止を

辺野古

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(写真)会見するヘリ基地反対協議会の仲本興真事務局次長(右)ら=21日、沖縄県名護市

 ヘリ基地反対協議会は21日、沖縄県名護市辺野古の浜のテントで記者会見し、海上での辺野古新基地反対の抗議行動に対する相次ぐ海上保安庁の暴力行為に抗議し、過剰警備の中止を求めました。

 会見で、20日に海保の職員に暴力を受けた男性(63)が当時の状況を説明。男性によると、カヌーで抗議行動を行っている最中、海保のゴムボートに制止され、海に転落。ゴムボートにしがみつきましたが、海上保安官に何度も海に沈められたといいます。男性は「このまま溺れてしまうと恐怖を感じた」と証言しました。また、この海保の行為を止めようとした男性(19)が保安官に後ろから腕で首を絞められ、頸椎(けいつい)捻挫のけがを負いました。

 18日には、抗議船に乗り込んだ保安官に押さえつけられた男性(62)が意識を失う事態も起きています。

 会見で仲本興真事務局次長は「非暴力で正当な抗議行動に対して、警備の範囲を超える行為は慎んでほしい」と訴えました。

 同席した東恩納(ひがしおんな)琢磨名護市議は「海は広く目が行き届かないところがある。そこで起きていることを知ってもらいたい」と述べ、仲里克次日本共産党名護市議は「人命救助をする立場の海保が、けがをさせていることに厳しく抗議する」と語気を強めました。

 ヘリ基地反対協は来週にも、海保に対し直接、抗議の申し入れを行うとしています。


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