「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2015年10月15日(木)

将棋新人王戦 菅井六段勝ちタイに

主導権離さず攻めきる

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

写真

(写真)終局後検討する菅井六段(右)と大橋三段=14日、大阪市・関西将棋会館(峯松進撮影)

 菅井竜也六段(23)と奨励会の大橋貴洸三段(23)との対決となった第46期将棋新人王戦(しんぶん赤旗主催)の決勝三番勝負第2局は14日、大阪市の関西将棋会館でおこなわれ、午後3時38分、菅井六段が116手で勝って1勝1敗のタイに戻し、決着を最終第3局に持ち込みました。第3局は19日(月)に同所でおこなわれます。

 大橋三段の先勝で迎えた本局も第1局同様午前中は非常に速い進行。先手大橋三段の居飛車に後手菅井六段の四間飛車で、相穴熊となりました。

 お互いけん制しあう慎重な駒組みがすすみ、後手は54手目△6二金寄から手待ちを続けました。▲3七桂〜▲2八飛を見て、△3五歩と仕掛け、先手も飛車先から攻め込み、一気に激しい将棋となりました。

 「▲6三歩(83手目)で▲4一飛なら難しかった」(立ち会いの山崎隆之八段)ものの、実戦は後手が主導権を握り、最後は二枚飛車で先手玉を追い詰めました。

 カド番をしのいだ菅井六段は「少し苦しい局面がつづいたが、3局目につなげられた。第3局もがんばりたい」と述べました。

 大橋三段は「ずっと難しいと思っていたが…」と言葉をにごしつつ、「次もがんばります」。

 山崎八段は「菅井六段は力戦の変化にも対応しさすが研究家だと思いました。大橋三段は自分を信じて強気に指していました。将来が楽しみです」と語りました。

図

見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって