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2015年10月1日(木)

「国民連合政府」提案の意義を強調

BS11番組で山下書記局長

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 日本共産党の山下芳生書記局長は9月29日夜放映のBS11番組「報道ライブ21」に出演し、「戦争法廃止の国民連合政府の実現」を呼びかける日本共産党の志位和夫委員長の提案について、「立憲主義、民主主義を取り戻すという大義がある」と述べ、実現への展望を大いに語りました。

 キャスターの露木茂氏は、志位委員長が「国民連合政府」実現に向けて各党との党首会談を重ねるなど「日本共産党の積極的な動きが大変目立っている」と述べ、番組に山下氏を招いた理由を説明しました。

 山下氏は、「新ガイドライン」(防衛協力の指針)での日米間の約束にもとづいて米国の戦争に協力する違憲立法だという事実は国会審議を通じ一層明らかになっており、「戦争法」とは「“レッテル貼り”で言っているわけではない」と指摘。与党が数の暴力で強行成立させたことは「憲法を壊し、民主主義を壊す暴挙だ。断固抗議したい」と述べました。

 その上で、「くやしい思いでいっぱいだが、希望も見えてきた」とも語り、国会周辺での12万人集会(8月30日)や全国各地で起こった自発的な国民運動について「若い人がとくに大きな役割を果たした」と強調しました。

 与良正男「毎日」専門編集委員は「『安保法案はおかしい』という人はたくさんいる。その“受け皿”をどうするかという話になる」との見方を示しました。

 山下氏は、国会で野党が最後には内閣不信任案を共同で出し、立憲主義、平和主義、民主主義を守るために今後も協力していくことまで確認した成果に言及。「“野党はまとまってくれ”との国民の声にどうしたら政党として応えられるのかを私たちは真剣に考え、『戦争法廃止の国民連合政府』をつくろうと呼びかけた」と述べ、党史上初の全国的選挙協力の提案に踏み込んだ意義を強調しました。

 「そこまで一気にいけるのか」と問いかけた露木氏に山下氏は、昨年の総選挙では沖縄新基地建設に反対する勢力が保革の枠を超えて共闘し、沖縄県内の4小選挙区で自民党に勝った事実を示し、大義の旗のもとで力を合わせれば「ものすごい力がでる」と指摘。「戦争法廃止と立憲主義を取り戻すという大義の旗を掲げて選挙協力を行うことが、一番国民のみなさんに野党の本気を感じてもらえるのではないか」と語りました。

 与良氏は「野党がバラバラではダメだという要請に共産党が実は一番早く動いた」と評価。今後の野党の協力に期待を示しました。


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