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2015年9月16日(水)

避難所改善など要請

栃木水害 共産党県委、政府に

塩川・梅村氏同席

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(写真)内閣府に申し入れる(手前右から)塩川、梅村、奥田、野村、阿部の各氏ら=15日、国会内

 日本共産党栃木県委員会は15日、記録的豪雨で、県内で3人が亡くなるなど甚大な被害が出た問題で、政府各省庁に救援・復旧に万全を尽くすよう申し入れました。野村せつ子県議、阿部秀実鹿沼市議、おくだ智子参院比例予定候補が出席。塩川鉄也、梅村さえこ両衆院議員が同席しました。

 申し入れでは、(1)激甚災害への指定(2)避難所の待遇改善(3)住宅被害への支援(4)道路、鉄道の復旧(5)福祉施設の被害復旧、再開支援(6)農地、農道、農業施設の復旧(7)営農再開の支援(8)大雨災害対策の見直し、強化(9)すみやかな避難勧告、指示―を求めました。

 このうち避難所における被災者の待遇改善について「寝具が毛布や防寒シートだけというところが多い。避難所に段ボールベッドや下敷きマットを備えるべきだ」と要望。内閣府の担当者は、被災者に必要なものは災害救助法で対応可能だと答えました。

 被災者支援につながる被害認定に関し、野村氏は「建物は残っても浸水で床をはがさないと住めないといった被害が出ている。床上浸水でも状況によって大規模半壊と認定されるか」と確認。内閣府の担当者は「床上浸水でも大規模半壊と認定される場合がある」とのべました。

 野村、阿部両氏は現地調査を踏まえ、農地、農作物の被害や障害者福祉施設の被害復旧、再開支援を要望。内閣府と農水省の担当者は、「県、市が被害状況を調査している。連携して対応していきたい」とのべました。


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