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2015年9月16日(水)

「戦争する国」させない

日本高齢者大会始まる

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 「まちから村からの連帯でひとりぼっちの高齢者をなくそう」を合言葉にした日本高齢者大会が15日、和歌山市内で始まりました。戦争か平和かの岐路にたつ緊迫した情勢のなか、第29回を数える今回のテーマは「戦後70年、憲法をいかし格差のない公正な社会を」です。悲惨な戦争を体験し平和・非戦の日本を築いてきた高齢者が、日本を「戦争する国」にさせないために語り行動しようと交流しました。

 全国から約2500人が参加。「高齢者をめぐる情勢と運動の課題」などの講座で学習し、「高齢者の働きがい・生きがい」「高齢者と人権」など多彩なテーマの分科会で意見交換しました。埼玉県から参加した女性(68)は、「高齢者の運動が世の中をよくするパワーになると実感しました。いくつになっても勉強することが大事です」と話しました。

 会場の和歌山大学では、「安全保障関連法案の廃案を求める和歌山大学有志の会」が賛同署名を呼びかけていました。署名した男性(72)=大阪府吹田市=は、「子どもだった私に『なんで戦争したん?』と問いかけられた親の悲しみや悔しさを繰り返したくない。吹田でも廃案求める集会に若者が参加して展望が見えてきた」と話します。

 大会は16日まで。


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