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2015年9月10日(木)

「表現の自由 絶対守る」

演劇人・舞台表現者の会が会見

戦争法案反対 600人超

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 演劇、舞踊、音楽、邦楽などの舞台表現に関わる人たちに安保法制反対の声が大きく広がっています。「安保法制と安倍政権の暴走を許さない演劇人・舞台表現者の会」は9日、東京・新宿区の文学座・稽古場で会見。劇団員など約70人が一堂に会し、同会への賛同者が600人(呼びかけ人40人)を超えて大きく広がっていることを報告、廃案を強く求める声明文を発表しました。


写真

(写真)安保法制と安倍政権の暴走を許さないと、記者会見する演劇人・舞台表現者の会=9日、東京都新宿区の文学座アトリエ

 会見には、池辺晋一郎(作曲家)、鵜山仁(演出家・文学座)、川端慎二(俳優・劇団NLT)、佐々木愛(女優・劇団文化座)、西川信廣(演出家・文学座)、福島明夫(製作者・青年劇場)、水谷内助義(製作者・劇団青年座)の呼びかけ人7氏と、劇団員など60人が参加。

 声明文は、「私たちはかつて、文化芸術が戦意高揚のために使われ、多くの芸術家が戦禍に倒れ、弾圧され、投獄された痛苦な経験を持っています。その深い反省から…法案に断固反対します」と強調しています。

 「表現者としてのアイデンティティーを守るために私たちの意思を表明し続ける」(鵜山氏)、「親の遺言だと思って表現の自由が奪われるような時代が来ることに絶対に反対する」(佐々木氏)、「首相は国民をなめている。黙っているわけにはいかない。想像以上に賛同者が広がった。このままでは終わらせない」(西川氏)などの決意が出されました。

 呼びかけ人には、長唄三味線の人間国宝、今藤政太郎さんらも参加。7月に死去した俳優の加藤武さんも加わっていました。


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